ゲーム分析レポート
12/23(日) U-18関東プリンセスリーグ 第8節
VS.JEFユナイテッド市原・千葉U-18 〇2-0(1-0、1-0)
reported by 楠本洋之
先週、全日程を終えた東京都リーグに引き続き、今年から新たにスタートした関東プリンセスリーグも今日明日の２連戦で終了となる。まずは、先のＵ２２選手権関東予選で大敗を喫したジェフU-18。あれから約２ヶ月が経ち、選手個人もチームをしても力を付けたと感じていることが本物かどうかを確認できる大事な一戦だ。相手にはその時苦しめられた主力数名が欠場していたがチーム力はそれほど変わらないと言える。
立ち上がりから選手達が守備の意識を高く持って挑んでくれた為、厳しいプレスから自分達のボールキープの時間を長くしていくことが出来た。そしてサイドに起点を作り中盤の上がりを待ってから裏に抜け出していく狙いがハマり、序盤に先制点を奪うことに成功した。その後は相手の力強い攻撃を受けながらも、中盤での攻防では互角に渡り合えていた。体力的に厳しくなる時間が訪れると予想していたが、選手達はしっかりと食らいつき最後まで集中を切らさずに戦ってくれた。互いに決定機を作り出す見応えのある試合は終盤に追加点を奪った私達に軍配が上がった。
今日の勝利は、今シーズン苦しみながらもトレーニングで課題克服に全力で取り組んできた選手達の頑張りがもたらした勝利に他ならない。チームとして次の課題に進むことが出来る意味のある勝利だった。そして明日、今シーズン最後の試合を迎える訳だが、内容にもこだわり、今日の勝利が無駄にならないように良い形で終わりたい。