ゲーム分析レポート

10/27(土) U-18プリンセスリーグ第6節
    VS.横須賀シーガルズFCU-18 ●0-2(0-1、0-1)

reported by 楠本洋之

先週まで戦ったノックアウト方式の大会からリーグ戦へ、全国大会に向けて維持してきた気持ちが切り替わるかどうかを懸念していたが、その通りモチベーションの低い選手が散見され、この日に向けてのトレーニングで気持ちの切り替えを説いてきたもののうまく響かなかった。リーグ戦の戦いこそが最も重要であり、結果が最後に出るリーグ戦への取り組み方はこれまでにも説明してきたが、まだ伝え切れていなっかた。

結果だけでなく内容も、これまでの取り組みを全て無にしてしまうかのようなものであり、今後に向けて更に追求していく必要があると感じた。まだまだ指導力も足りてないと痛感した。残念だったのは、良い準備から生まれるワンタッチ、ツータッチのプレーで中盤を掻い潜る意識がまったく無かったこと。ボールを足元に入れてから判断する為、その場その場の個人プレーの連続で意図がまったく伝わらない。また、空中戦やルーズボールに対しての意識も低くすべて相手に拾われてしまいリズムを掴めなかった。前後半に1点ずつを奪われた完敗であった。

どんな相手、どんな状況でも最低限発揮するのがその選手の能力であり、私達指導者が伸ばしてあげるべきポイントだ。先週の試合までに感じた手応えはまだまだ上辺だけのものであり完全にモノになっているわけではなかった。今年のチームはリーグ戦の取り組みに弱点があり勝ちきれない試合が多いが、理屈ではなくその試合に全力で挑み、目の前の相手にぶつかって行く事こそが大切なことなので切り替えて、日頃のトレーニングから厳しさを求めていきたい。

来週はもっとも重要なリーグが控えており勝点3を獲得できなければ降格圏に入る可能性もあるため、いつもにも増してゴールを目指し勝利を手にしたい。


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