ゲーム分析レポート
8/22(水) U-18プリンセスリーグ第3節
VS.浦和レッズユース ●3-10(1-6、2-4)
reported by 楠本洋之
恐らく、いや間違いなく初めて対戦する超強豪チーム。もちろん対戦するだけでは意味を持たないが、年代別代表を擁し、関東リーグで戦っているチームの胸を借りることで
足りない事と出来る事を理解し、いずれは追いつけるようにクラブとして無駄に出来ない80分。試合開始直後から初めて体験するスピード、パワー、クオリティについて行けず立て続けに失点。相手の狙いを察知する以前にその場の出来事に対応できず悪循環に陥った。目先の結果に捉われたくなかった為、選手自信で気がつくまで我慢した結果、徐々に考えてプレーできるようになってきた。1点を返してから(その時点で1−6)後半の中頃までは相手の攻撃に対応し、自分達のストロングポイントを発揮して試合をコントロールする時間を作ることが出来た。選手達は相手の攻撃の狙い、ボールの奪い所などを察知できるようになりその対応方法も粗さが見えながらも表現してくれた。しかし3点を失っても試合終盤には再び流れを掴んだ相手にはただただ脱帽である。経験値の差を1試合で埋めることは出来ない。攻撃自体は相手の予測の外側から攻めることが出来ていたのでその精度と強度を上げていけば良いだろう。守備面ではもっとグループで守ることをトレーニングしていかなければこのレベルの相手には守れない。今回の対戦を経験したことで次に対戦するときにはこの結果では駄目だ。闘えるチームづくりをしなければ、と私自身にも課題を課したい。