ゲーム分析レポート
8/12(日) 全日本女子ユースサッカー選手権大会東京都予選1回戦
VS.欅SC ○3-2(0-2、3-0)
reported by 楠本洋之
今年度から参加資格が変わり新たなカテゴリーの全日本選手権としてスタートした今大会。目指すのはユースカテゴリー初の関東大会進出だ。１回戦は、高い身体能力と確かな技術を持った選手を擁する難敵。前日まで夏季キャンプを行っており体力的にはこちらに分がある状態であった。毎大会初戦に苦労するユースチームだがこの試合もそれが出てしまい、ミスからボールロストを繰り返し少ないチャンスを確実に決められて２失点、前半を０−２で折り返した。気持ちの面で修正、というよりは活を入れて後半に挑んだ。それほど大きな変化は見られずに残念だったが、相手のミスもあり何とか逆転に成功した。
技術的、戦術的な事では無く、試合に挑む姿勢に修正が必要なことは本当に残念である。確かに育成年代だ。メンタルコントロールも指導者の手腕かもしれない。しかしサッカーが出来る、試合が出来る喜びがあれば、あるレベルまで気持ちを持っていくことが出来ていいと思う。苦手な初戦を突破したことを評価できるような気もするが、次のトレーニングでもう一度目標を確認して２週間後の２回戦に向けて準備したい。