ゲーム分析レポート
6/26(日) 全日本女子サッカー選手権大会東京都予選 1回戦
VS.村田女子高校サッカー部 ●0-3(0-2、0-1)
reported by 佐藤洋平
全日本選手権 東京都予選の初戦は高校7強の一角、村田女子高等学校であった。
今年度、初の公式戦の相手が、前々から対戦したいと願っていた、高校のチームとの試合だったので、個人的に楽しみな一戦であった。
この試合の大きなテーマは、ここ最近の試合で感じられない、「闘う気持ち」を表現する事であった。他にもスフィーダが目指す華麗なポゼッションサッカーを表現する為に必要な技術を意識的に使って行く事もテーマとして伝えた。
試合は、開始早々に相手の突破から失点、対応していた選手が「闘う気持ち」を見せていれば止められたシーンだけに残念で仕方なかった。しかし、それをきっかけに、もっと闘わなければいけないと意識が芽生えたのか、その後は1人1人が最後まで粘り強く相手に喰らいついていく姿が感じられるようになっていた。
目指すべき華麗なポゼッションの部分でも、練習通りに相手の狙いとタイミングを外す事ができ、ディフェンスラインを崩し切ってフィニッシュまで持って行けた事が今後の自信に繋がって行くと思っている。
あとは、ポゼッション中に、狭い局面を上手く打開し、流れができた段階で、フリーでパスを受けた選手が不用意なパスミスや連携のミスで、ボールをロストし、リズムを壊して流れを切ってしまわない様に、1つ1つのプレーに責任感を持ちながら大切にプレーしていかなければならない。
今回の試合は、他の試合と重なったため、急遽、他のカテゴリー(U-14)から試合だけ来てもらった選手が数名いた中での公式戦だったが、一貫指導の賜物か、すんなりとチームの戦術に溶け込み年上の選手達に使われる事で普段以上のパフォーマンスを発揮する選手もいた。
結果的には0-3と負けてしまったが、高校7強相手にも闘える要素が見つかった事が今回の収穫であり、今後伸ばしていくべきポイントだと感じている。
●ユース選手へ
これからの練習で着実に成長を重ね、観ている方々に驚きや感動を与えられる様なサッカーを目指していきましょう。
日々努力・日々反省・日々感謝、忘れずに!
●保護者・トップチーム・U-14・U-13 の皆様
試合には勝てませんでしたが、皆さんの温かい応援で選手達も最後まで諦める事無く頑張れました。これからも、選手達と共に一生懸命頑張って参りますので、温かく、そして長い目で見守って頂けたらと思っております
応援に来て頂き、本当にありがとうございました。