5/23(日) FC駒沢女子 ●0-1(0-0、0-1)

reported by 佐藤洋平

前回の大敗(vsスフィーダトップチーム)から1週間、次の相手は同じ世田谷にある古豪駒沢との試合であった。ここから先は勝ち点にこだわり勝負をして行かなければならない。2部リーグから昇格してきたユースとしては、このリーグにおける順位は下位にあたる。取れる時に勝ち点を挙げなければ、降格してしまうのは当然であるが、何とかそれだけは避けたいと思っている。

雨の中での試合ではあったがポゼッションがうまくいき特に前半は多くのチャンスを作る事ができた。雨で滑るピッチコンディションではあったが、1つ1つ丁寧にプレーし、複数の選手がプレーに関与する事が出来た。結果として良い流れを呼び込み、高校生や社会人相手に内容で勝れたが、この事実はこれからの自信につながって行くのではないかと想像できる。しかし、その反面、決定機をことごとく外してしまう所は年間通じてのユースの課題となりそうである。

後半になると、慣れない40分ハーフによる疲労から足が止まり始め前半とは打って変わって押し込まれる機会が増えてしまう。体力的な問題でサポートに走れないから、そこで奪われてしまいフィニッシュまでやりきれないことが多かった。
それでも選手達は集中し、何度も相手の危険な攻撃をはじき返してくれた。結果的に終了間際に失点をし勝ち点を落としてしまったのがとても残念であるが、それでも選手達が格上の相手に対し、堂々と闘い、そして、技術的に勝ることが出来たのは育成年代のカテゴリーとしては悪くない部分だったのではないだろうか。もちろん満足しているわけではなく、このゲームは今後の力に代えていけるだけの内容を残すことが出来たが良かった。

但し、育成年代のカテゴリーだからと言って負けて良いわけではないし、勝敗を競う競技に身を投じている以上、勝利を目指す中での成功や失敗が貴重な経験になると思っている。次の試合では決めるべき所はしっかりと決め勝ち点3を取れるように修正を加えて行き、早々に1部リーグ初勝利を挙げたいと願っている。

保護者の皆様、雨の中、応援有難うございました。
次節も応援お願いいたします。

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