7/13(日) なかのSC ○6-1(3-0、3-1)
reported by 楠本洋平
梅雨明け間近の非常に蒸し暑い中行われた、U-15関東大会が終わって久しぶりの公式戦。選手たちは、定期試験などもありコンディションにばらつきがあるが、今期2部リーグ昇格を目指すSFIDAユースにとっては、決して落とすことができない1戦である。相手は、なかのSC。年齢層的にはSFIDAに近く攻守に闘える好チームで昨年度の3部リーグでは、苦しんだ相手である。
U-15選抜の選手が大半を占めるユースチームにおいて関東大会終了後に出た課題が「当たり前のことを当たり前にできるようにすること。」である。例えばコールネーム、こちらが声掛けをすれば意識して声をかけようとする。しかし、プレッシャーのなかで自分のプレーで精一杯になってくるとできなくなってくる。これでは、よい習慣が身に付いているとは言い難い。
また、パススピードが遅く深い芝の上になるとボールが走らないといったことも課題である。なによりもDFの連動といった部分が甘くチームとして守備ができていない。こういった当たり前のことをゲームの中でどれぐらい発揮できるかが今日の試合のテーマであった。
試合は、高い位置でボールを保持するも、時折DFラインの後ろにでたボールから相手のカウンターを食らうという展開が続く。なかなか先制点が奪えない中、高3FWの選手のすばらしいターンから鮮やかなシュートが決まり先制点をあげる。その後、相手のDFラインの裏をめがけたロングボールの対応に拙さがでて何度か危ないシーンを迎えGKとDFの連携ミスから失点するも、中3MFの選手が3得点に絡む活躍をし6−1で勝利をすることができた。
このチームは、攻撃面に関しては、昨年度のチームより個人個人の能力が高くなったため得点を奪うことができるが、守備の意識が甘く自分たちからねらいを持って守備をすることができていない。また、球際も弱く激しさが感じられない。今後対戦するチームは大人のチームである。今日のような同世代のチームに玉際で逃げているようでは簡単に負けてしまうであろう。
1週間後にもう1試合3部がの試合あるが相手は、大人のチームである。もう一度守備の意識をしっかりもてるようにトレーニングして試合に臨みたい。