5/18(日) 大崎すみれ

reported by 楠本洋平

3部リーグ開幕戦である。今年で3年目の3部リーグになるが、元U-18の選手は、あの入れ替え戦の悔しさをU-15の選手は、最終節で優勝を逃し3位になったことを忘れてはいけない。U-18は、前期の2節を落としたことが最後まで響き、U-15は、得失点差特に得点力と言った点で物足りなかったことが逆転される原因となった。今年こそ昇格を果たし2部リーグへ上がることは、選手自身をさらに成長させてくれるはずである。

相手は、大崎すみれ。今年4部から昇格してきて勢いのあるチームである。U-15選手権でも対戦しているが、相手には高校生も加わっており、けっして侮ることはできない。先ほども述べたが昇格を果たすためには、緒戦で勝ち勝ち点を確実にものにすること、そして、できることならばより多くの得点を奪って行くことがとても重要である。
相手は、高い身体能力を生かし速いプレスを前からガンガンかけてくる。それに対してあわてずに一人うまくかわす、もしくはボールを動かしていなしていくこと。また、裏をねらってシンプルに長いボールを入れてくるのでしっかりはじき返すこと。今シーズンを占う大事な一戦だけに後で後悔しないためにも集中して試合に臨んむことを伝え試合に臨んだ。

試合は、縦が狭いピッチのためか攻め急ぐ場面が多く相手サイド深くまで侵入しての有効なクロスやペナルティエリア内でのシュートを打つことができない。また、球際のディフェンスが軽く、あわやというカウンターを喰らいそうになることがあった。そんな中、サイドをドリブルでえぐった選手からプルバックのボールが入りこれに飛び込んだFWがゴールに押し込み待望の先制点を奪うことに成功する。

後半、選手を何人か入れ替えながら戦う。2点目は、相手ペナルティエリア内でFWがうまく反転し相手を置き去りにしニアサイドをねらった見事なシュートで決め。3点目は、一点目と同じようにサイドからのプルバックをFWが詰めたものであった。結果3−0でリーグ初戦を勝利で飾ることができた。

オフェンス面で個人の力で突破できるようになってきたことが一つの収穫である。が、しかし、ビルドアップ時の連携や攻守の切り替え、球際のDFの激しさなどに物足りなさを感じた。リーグ戦はシーズンを通じてのチーム力が問われる非常に難しいものである。さらに個人でもチームでも個人でもさらに力をつけていき、一戦一戦を確実に勝てるようにしたいと思う。

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