3/30(日) FCチャレンジ ○12-0(5-0、7-0)
reported by 楠本洋平
今日から東京都女子サッカー大会が開幕する。2008年度最初の公式戦ということで新しいカテゴリー編成となりトレーニングの成果を発揮するまたとない機会である。今年度になり更に年齢層が若くなったチームではあるが、このカテゴリーの選手たちの成長が、U-15選手権での戦いやスフィーダというチームの底上げにつながって行くだけに非常に楽しみである。
初戦の相手は、4部リーグに所属するFCチャレンジ。スフィーダユースに比べると非常に大人のチームである。オフシーズンのトレーニングのテーマは、攻守両面における個のレベルアップを中心に取り組んできた。今大会に入る前の練習試合でも徐々にその成果が出始めている。本日のテーマは、自分たちより大人のチームに個人の技術がどれぐらい通用するのかトライすること。そして、ディフェンスは前線から激しくプレッシャーをかけ積極的にボールを奪うことの2点であった。
試合開始から、テーマを着実に実行し、ほとんどの時間を相手の陣内で行うことができた。また、得点も順調に重ね、前半で5点を奪うことができた。
ハーフタイムに相手は、まだ試合を諦めていない事を伝え、相手が、諦めるまで貪欲に得点をねらいに行くことを指示し後半に臨む。
後半も得点を重ね続け最終的に12点まで得点を積み上げることができた。本日のテーマの2点についてまず、個人技による突破という部分では、ずいぶん通用していたように思う。その証拠としてドリブルで相手サイドの深いところまで進出しプルバックを入れる場面や中央をドリブル突破してシュートを放つ場面が多く見られた。また、ディフェンスに関しても自陣にほとんど相手を入れることがなかったことから前線からのDFが機能していたのではないかと思う。
しかし、味方のシュートに対して詰める選手がいなかったことや、相手GKやパントキック時に下を向いているようなことがあったことは課題としてとらえて良いであろう。より、貪欲にゴールをねらっていたので有れば、相手キーパーがボールをはじいたところを狙って詰めていたであろうし。より集中していれば、相手のGKやパントキックをインターセプトしそのままゴールに迫る回数を増やすことができたはずである。より貪欲に試合の最後まで集中を切らさずにゲームを進めていくことを課題に次節は戦っていきたいと思う。