8/16(土) 成城学園高等学校 ○4-0(2-0、2-0)
reported by 川邊健一
全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会東京都予選が遂に開幕した。4年前より単独チームの大会となり、スフィーダはその1回目と2回目の大会で日テレ・メニーナに引き続き準優勝で2度関東大会まで出場した経験があるが、昨年は出場しておらず2年ぶりにこの大会に戻ってきた。この大会は準優勝チームまでが関東大会(山梨県)へ進出することが出来、関東大会で2位以内に入れば、全国大会(宮崎県)へ進出することが出来る。
東京都予選緒戦は、過去に対戦経験のない成城学園であった。スフィーダの所在地とかなり近い学校ではあるが、今まで交流はなかった。成城学園は高校リーグの1部リーグに所属しているが、チームのサッカーを見たことがなく、情報は一切なかった。
また、本日の試合に勝つことが出来れば、17日(日)にも駒沢公園で10:00キックオフの試合が控えており、17日(日)の14時には駒沢公園より、全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会全国大会へ出発することになっていた。かなりのハードスケジュールであるが、それよりも一番懸念していたのは、スフィーダU18選抜チームは全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会全国大会にも出場する選手が多数エントリーしていることから、疲労の蓄積と怪我の恐れを抱いていた。よって、本日の試合と明日17日(日)に出場する中学生を2つに別け、中学生については両日のうち、どちらか一方だけの参加とさせた。
そのような中での成城学園戦であるが、試合は終始支配し、相手陣地での攻防が多かったように思う。数々のシュートを放ち、優勢に試合を進めてはいるが、相手も丁寧なサッカーの出来る好チームであるが故に、先制点を奪うまでは安心出来ない戦況であった。何とか先制点を奪ったが、こちらもリズムが良くなく、また、即席チーム感が否めないメンバー構成もあってか、チームの連携という部分では、あまり良いとは言えないものがあった。ただ、その後も何とか3得点することが出来、また、下部組織に当たるユースの今大会初出場選手が得点するなど、収穫もあった試合であった。
これで何とか次戦へ進むことが出来、強豪の文京学院とのゲームが決定した。先に行われた同大会の年齢制限のない全日本女子サッカー選手権大会でも対戦し、2-0と接戦を演じた相手である。次の試合に全てをぶつけ、選手達の泣き顔を見ることなく、U15全国大会の地、福島県へ乗り込みたいと願っている。