9/15(土) 足立レディースFC
reported by 楠本
本日2試合目は予選リーグ最終節にあたるゲーム。スフィーダは予選リーグ第1節&第2節を勝利しているため、現時点で決勝トーナメントへの進出が確定していた。よって、当初からの予定通り前半は第2節をフル出場している中3を一時休ませ11名の中2のみでチームを組んだ。言わばU-14チームである。今までこうしたチャレンジは行った事がなかったたが初めてチームを組んだとしてはまずまず良かったのではないかと思う。スムーズに連携も取れ、面白い攻撃も可能であったし、守備面でも安定していた。後半からは中3選手を戻したが、こちらは選手個々に新しいポジションを経験させるなどし選手の力を引き出す事に重点を置いた。普段はエースやゲームメイカーがサイドバック、守備的な選手がFWを行うなど良い経験を積ませる事ができたと思う。
相手は非常に頑張るチームで簡単にはいかなかったが、こうした試験的なチャレンジの中から新しい視点を与えてくれる材料を見出せた事は1つのプラス要素と言って良いだろう。何か新しいことにチャレンジする時は勇気を伴うものだが、踏み出さない限りは何も産み出す事はできない。踏み出すからこそ失敗があり、失敗の数だけ成長という結果を得る事ができる。サッカーだけではなく、これは全ての物事に共通することだと思っている。だからこそ、非常に良い経験が出来た。
とりあえず、本日の2試合をもって今大会中に現段階のベストメンバーで戦えることが終了した。明日のみほとんどの選手が揃うが全員ではない。ここから先、トーナメントを進めば進むだけ厳しい試合になる。メンバーが揃わないということは勝利を難しくする原因にはなるが、逆にこれをチャンスと考え他の選手達の底上げをしたいと思う。抜けていく選手はチームの支柱である重要な選手達ではなるが、それで他の選手達の甘えがなくなることを期待したい。責任感を持ち、自分達の力を信じ、仲間を信じて1つづつ勝ち抜いていければそれが最高の道だと思う。中心選手達に知らず知らずの間に任せていた事も通用しない。ここからは誰かに任せるのではなく、全てを自分の力で切り開いていくしかない。そうした意味でもスフィーダの選手層の高さを確認できる良い機会だと思っている。逆にここからの試合が重要であり、見物なのかもしれない。