6/18(日) 東京ラフィーユFC

reported by 井山

3部リーグ第二節の相手は東京LaFille FC。今年度4部リーグから3部リーグに昇格してきたチームである。これまで何度か相手チームの試合を見る機会があり、ロングボールを中心とした攻撃の印象が強い。そのためDFのヘディングでの対応、中盤のセカンドボールの読みが守備面では重要になると予測していた。しかし相手に合わせたサッカーではなく自分達のサッカーを確立しなければならない。パスワーク中心のトレーニングにより前線へ蹴り込むよりパスの意識が強くなったが、プレッシャーの早い相手に対してトラップをしてから次のパスをするため、受け手が読まれていてスムーズにパスがまわらない。 また雨の影響でグランドが悪くパスの強弱が付けにくい事も重なり中途半端なプレーが目立った。前半27分にSBの選手が上げたセンタリングがそのままゴールに入り先制点を挙げるが、その後すぐに相手のパスでスフィーダDFにギャップが生まれ左サイドからシュートを決められてしまう。
振り出しに戻った後半。思い通りに繋がらないパス、決まらないシュートにチームの雰囲気が前後半通して良くない。新システムを起用し動き方のとまどいも感じられたが、基本的なコーチング、指示の声までも出なくなっていた。同点のまま後半20分、選手交代と共にシステムを変え攻撃に人数をかけた。相手のカウンターから2、3回失点してもおかしくないシーンがあったが何とかしのぎ、逆にスフィーダが2得点を挙げる。1点目は中盤の選手がパスワーク後ドリブルで突っかけゴール右へ落ち着いて決める。2点目はSBの選手が放ったシュートがセンタリングの様になり後半起用したFWの選手がダイレクトで合わせ豪快なシュートを決める。結果3-1で試合終了。
今年の3部リーグの目標であった無失点はここで絶たれてしまった。相手の方がよく走っていたし、声も出ていた。結果的には勝ったが負け試合に等しい内容であった。しかしまだ始まったばかり。試合で出た修正点や良かった所をトレーニングし次に活かすという事を繰り返し、成長して行かなければならない。
今日の試合では反省点ばかりが目立つが個人を見ると奮闘していた選手もいる。3部優勝も大事な目標設定であるが、スフィーダのコンセプトでもある一つでも上のカテゴリーに行くためにも個々のレベルアップも大事な目標である。こういった気持ちのある選手に出場チャンスを沢山与え3部優勝を目指して行く。

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