5/14(日) 西台アミーカ

reported by 井山

3部リーグ開幕戦。去年は出だし2試合を落とした事が大きく響き、終盤で奮闘したものの2部昇格を果たす事が出来ず悔しさと後悔が残った。今年のU-18は去年のメンバーと大きく変わりがなく、もう一度やり直す事が出来る。2度目となる今年は無失点優勝で2部へ昇格する事を目標に掲げる。
開幕戦の相手は西台アミーカ。去年の3部リーグで西台アミーカと戦ってから7ヵ月が立った。試合内容は後半に2点取り2−0。結果だけ見れば勝ったものの、パスワークが少なくそれぞれがドリブルから始まり、最後はFWの前へ放り込むという流れからボールが落ち着かず支配率は50%〜60%という試合内容…。
今日の試合会場は前日降った雨の影響でいくつもの大きな水溜まりがあり、他チームの試合を見てもまともにパスが出来ている状況ではなかった。私達は今までのキック&ラッシュを改善するためにずっとパス系のトレーニングを行って来たが、今日のグラウンドを見る限りそれを活かすのは難しいと感じた。
試合が始まると開始1分で得点シーンが訪れた。DFからFWへ浮き玉のパスが入りドリブル、右へ流れインサイドで中へパスしもう一人のFWが落ち着いて決める。慣れない足場の中開始1分で得点出来た事は大きい。その後は予想に反してパスで崩し続ける。10分にCKを決め2得点目をあげた所でシステムを変え攻撃に人数をかけた。そして20分FWから相手DF裏へパス、これをSHが反応しゴール右へ決める。残り10分の間にも決定期は2、3あったが決められず前半3-0で折り返す。
ハーフタイムには試合を優勢に進めているがそんな中でもカウンターで相手にシュートを打たせている。ボールに関わっていなくてもコーチングで常にゲームに関わる事と終了の1分、1秒まで戦う姿勢をやめない事を伝えた。
選手交代をし後半戦。パスワークを中心とした攻撃で支配率は更に上がるものの決定力に欠けなかなか得点ができない。攻撃パターンも落ち着いて来てしまい集中力が欠け始め、一番勢いのなくなった時間帯であった。しかし後半も20分に差し掛かかりDFの多い相手ゴール前でシュートチャンスを伺っていた時、中盤の選手が落とされたパスをダイレクトシュート、ゴール上に決まる。これをきっかけに息を吹き返し残り10分で3得点をあげる。そのうち2点は中盤の選手。ラストはFWが終了間際に中盤からのスルーパスに反応し決めた。結果7−0で試合終了。
グランド状況が悪い中予想に反してよく繋いでいた。6人の選手が得点をあげられたのは今までの放り込みサッカーから繋ぐサッカーに変わろうと意識出来たからではないか。少しずつ練習の成果が出て来ている事が伺えた。まだまだ課題はたくさんあるが、中学生は研修大会、高校生はメグミルクカップなどを通してまとまりが出てきている。それぞれが学んだ事を融合させ3部リーグで活かせれば必ず2部昇格が出来ると信じている。

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