8/22(月) 宇都宮文星女子高等学校A

reported by 井山

さいたまフェスティバル初日の相手は宇都宮文星女子高等学校A。栃木県では強豪高校として知られている高校であった。しかし私達の目標は合宿や遠征で学んだ事を実践する事と、今までの負け試合は全て大量失点による負けのため失点をしない事も目標に入れた。それにはアップの入り方や集中力の持続、声出しなど気持ちを作る面が課題だった。
前半が始まると相手の落としからのロングボールにより一気にゴール前に攻め込まれる。DFは焦ってしまったのか簡単なパスをミスしてしまったりと危ないシーンが続いた。しかし、風向きのせいか徐々に前線へのロングパスで攻撃チャンスを増やして行く。今日は強風が吹いていたため浮き球のロングパスはとても有効的な攻め方だった。前半では支配率が45%→60%と最後はスフィーダが押し込む形で前半を終えた。
ハーフタイムでは得点チャンスはあるので点を奪いに行く事を伝えたが、今までは前半を0点で抑えても後半で大量失点するパターンが多くここで新たに気持ちを入れ換えた。
後半は風向きが向かい風となり開始から相手の攻撃が続く。相手は個人技よりパスワークで攻めてきてFWの一人が起点となりサイドに散らす。クロスも多く上がって来た。後半は危ないシーンを何度も迎えたがDFの踏ん張りにより失点を防ぐ事が出来た。攻撃面では浮き球よりグラウンダーのパスで繋ぐ事を意識させた。何度かFWにパスを入れ、落としからの展開も見る事が出来た。最後は奪い奪われの攻防が続き試合終了。
今日の試合で目立った所はDFの判断、自分のゴール近くでこのボールは出すべきなのか繋ぐのか。周りの対応も悪かった。逆に良かった所は一試合を通して集中力が切れなかった事。声も出し続け自分達で盛り上げる事が出来た。目標でもあった失点を無くす、集中力、声、をみんなが意識出来て良い試合だった。しかし、ここで気を抜いたら確実に次は大量失点で負けると思う。気持ちを切り替え明日も集中して挑みたい。

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