7/17(日) FC駒沢ユース
reported by 井山
東京都3部リーグ初戦の相手はFC駒沢ユース。私達はリーグ戦の前に行われた全日本選手権で学んだ事を生かすため、気持ちを切り替え3部リーグに臨んだ。
前半が始りお互いボールが落ち着かない出だし。スフィーダはボランチからのロングボールをFWの裏へ狙ったり、ワンツーなどのパスワークを見せるがボールが収まらなかったりパスがずれたりで相手に奪われ、すぐに攻守が切り替わってしまう。相手は縦への攻撃が速く、色々な場所からシュートを狙ってくる。前半開始6分FWの選手のロングキックにより早くも失点を許してしまう。この1失点によりプレイゾーンがミドルゾーンからディフェンスゾーンへと移りチーム全体が守備的になってしまう。前半20分にはサイドを崩されゴール前にパスが入りダイレクトで決められ2失点目。26分にはCKをヘディングで決められ3失点目を奪われる。初めの1失点目により守備の意識が強くなり攻撃への意識が薄くなったように見えた。
ハーフタイムには前の試合同様攻める気持ちを意識させた。
後半が始り出だしは攻撃へ繋げる守備が出来、インターセプトが何度か見られた。パスワークも合い始め、細かいパス回しから攻撃へ繋げようとする姿勢が見れた。支配率もこの時間帯は50%と五分五分の展開を見せたが、この後の失点によりスフィーダの攻撃は終わる。体力切れによる疲れも見え始めプレスも遅くなる。相手はまだまだ点を奪いに来る勢いでドリブルで個人突破を仕掛けて来る。スフィーダはこのスピードに付いて行けず相手のFWに自由にプレイさせてしまっていた。又バックラインの押し上げが小さく中盤との中途半端な距離をいつも作っていて、そこをつかれる事も多かったように思う。今回の相手には能力の高い選手が沢山いて、ドリブルやシュートの技術、精度に振り回されてしまった。1対1のコンタクトも非常に強かった。そんな中、後半残り10分にDFで中1の選手を投入。相手の強い体の当たりにも怯む事無く、相手からボールを奪いしっかり前へパスを送るというプレイを見せてくれた。怪我などを考え中1はベンチスタートだったが、少ない時間で気合の入ったプレーを見せてくれて素晴らしかった。3部リーグ初戦は黒星スタートとなってしまったが、今日の試合で出た課題を明日に生かしたいと思う。