12/23(木) 翠陵中学・大和シルフィード02      

reported by 川辺

チーム結成から毎年呼んで頂いている三保の森カップ(U-15大会)に今年も参加した。大会には受験生を除く14歳以下の選手でカテゴリー1〜3までの対象選手から選抜し臨んだ。
1回戦は翠陵中学。開始から完全に主導権を握り終始圧倒する展開。随所随所に光るプレーを見せ、チームとして連動し3得点を奪う。
後半はチームが流れを失い、相手に押し込まれる時間もあったが、逆に速攻からのカウンターが流れを寸断し、失点は食い止めた。逆に1得点を奪い4‐0で1回戦を突破した。
続く2回戦、相手は1回戦で横須賀シーガルスをPKの末、破って上がってきた大和シルフィード02。この試合に関しても1試合目からの良いイメージがチームの連携を高め、試合を完全に支配していた。1回戦よりも2回戦の方が格段に良かったと振り返れる。ボールポゼッションでも相手を大きく上回り、現時点でのベストに近いパフォーマンスを見せてくれたと思っている。安定したサッカーがそれを証明していたと考えられる。
後半も前半の流れをキープし終始攻め立てるものの、フィニッシュの場面で強さが足りず無得点で終えることになった。2‐0で勝ったが点差よりも内容・力共にもっと大きな差があったと考えていいだろう。
今回の大会もU-14選抜チームで戦ったが、結論から言えばここまで戦えるチームに驚いた。まだまだ未完成ではあるものの選手達は自分の個性を存分に発揮してくれたのではないかと思う。1試合目開始から2試合目終了まで選手達には大きな成長を感じ取れたことが収穫だ。新たなポジションをこなした選手、選手の個性の発掘など非常に充実した2試合であった。選手達の適応能力も、このチームの個性も理解できた。
初結成だっただけに手探りの状態で始まった感じだが、今回の試合を通じ、このチームは何が出来て何が出来ないのか理解できたことは大きい。そして、このチームが持ち合わせた大きな可能性に明るい兆しが感じ取れる。続く決勝戦は間違いなく難しい試合になるであろう。しかし、そこで初めてこのチームの真価が問われると考えている。このチームがどこまでやれるのか?結果を追求することでまた成長が感じ取れると思う。従って、優勝という結果を追い求め次の試合も全力で戦って行きたい。

試合結果に戻る