7/21(水) 東京成徳中学・高等学校B

reported by 川辺

この日はAチーム同士の対戦と同様に25分×5本の練習試合を行った。ここ最近、4部リーグで2連勝し内容のある勝利を収めているカテゴリー2。私自身はカテ2の公式戦を見たことがなく、どのような攻撃、守備を見せてくれるのか?楽しみにしていた。
合計125分間の長い戦いであったが、双方に生まれた得点は1点のみ。非常に得点の少ないゲームであった。選手達は1本目より流れの中から数々のチャンスを作っていたが、最後の最後で力強さが欠けている為、得点を挙げることができない。しかし、圧倒的なポゼッション、圧倒的なシュート数で攻め続けていただけに得点できるのは時間の問題だと感じていた。しかし、結果的には3本目の終盤にたった1度のカウンターアタックから失点を許し負けることになってしまった。非常に残念な結果であるが、仕方ない敗戦とも思えた。選手達からは気迫、迫力といった精神的なタフさを全く感じることが出来なかったからである。もちろん、そのような姿勢で戦う選手は存在したが、どのような選手が戦える選手なのか?またどのような選手が本当に強い選手なのか?それがチームに浸透していないように思えた。気迫、迫力というのは技術を超越できる要素であり、それが全ての技術の基盤となることも忘れてはならない。1試合1試合を重要に考え、常に全力な姿勢を示せるようなタフな選手が出てくることを私は待っている。新中学1年生が多いチームであるだけに、そこまで求めることは酷なことかもしれないが、やろうとしてできないことではないと思う。事実、それができる選手は存在するし、そのような選手達でなければ上は望めない。厳しいように思えるかもしれないが、それができる選手達だからこそこのようなことを要求していきたいと思う。いくら4部リーグを連勝していても、それが目的になっていては先は見えてこないと思う。今後の選手達の活躍に大きな期待をしている。

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