6/19(土) ＦＣ駒沢女子 ユース
reported by Y.楠本
蒸し暑い、梅雨の中休みに北区赤羽根自然観察公園にて練習試合が行われた。相手は、カテゴリー2と同じ中学生の選手で構成される、駒沢ＦＣのユースチームとトップチームである。カテゴリー1は、大会ごとに顔をあわせる相手であるが、カテゴリー２が対戦するのは初めてということで実力をはかるうえで非常に楽しみな一戦といえる。また、明日行われる４部リーグの開幕戦に向け最後の調整ともなる試合であった。しかし、学校行事や試験などで攻撃におけるキープレーヤーをほとんど欠く台所事情でカテゴリー１所属の選手３名を帯同して試合に臨んだ。
一試合目は、ユースチームとの対戦。菅平遠征以降トレーニングしてきた攻撃の形を意識して、試合の中で発揮するように伝えた。試合を通じて中盤の良い守備からサイドにボールを散らし仕掛けることはある程度できていたが、ゴールに直結するプレーが少なく、得点を奪うことができなかった。守備面に関しては一対一の場面で振り切られることが何度かあったが、チャレンジ＆カバーができており危険なゾーンでシュートを打たれることが無かった。相手にミドルシュートを打てるプレーヤーがいなかったので「助かったな」と思っていたら、後半途中にトップチーム所属のＦＷが投入されてきた。さすがにボールを受ける動きの質が高く、今までになかったミドルシュートも狙ってくるため最後の方はいつ失点するか冷や冷やする展開となってしまった。それでも、ＳＦＩＤＡも前半同様サイドからの仕掛けでゴールに迫るが、決定力に欠けスコアレスドローにおわった。
内容としては、勝てそうな試合だっただけにもったいないというのが正直な感想である。相手がトップチームの選手を投入し、攻撃の活性化をはかった様に、ＳＦＩＤＡもゴールを奪うフィニッシャーがいなかったのが結果に大きく響いたと感じる。しかし、攻撃の形を作ること、守備における対応はけっして悪くない。次回の対戦が楽しみである。