10/13(月) 和田ラフィーユ ・中央中
reported by 川辺
この日は2週間後に行われる3部リーグ第6節に向けて個々のポジションの適正を確かめることが大きな目的の1つであった。ここ数試合をずっと負け越しているために個々の適正を再確認することが重要であった。予定では30×4本の日程だったので様々なことを試せるはずであったが、途中からの大雨により最終的には2本に留まってしまった。
1本目の和田戦はポゼッションで劣り、苦しい展開をしいられたがチャンスがなかったわけではない。時折見せる個人技からチャンスを演出するが最終局面での精度が乏しい。決定機までの作り方は徐々に良くなっているが、得点を奪える感覚はどうしても薄い。守備面ではある程度の安定感が出てきたがチャレンジに行くシーンでどうしても2テンポ位遅れてしまう。チームとしての連動も同時性も皆無 ・ ・ ・といった感じは否定できない。
2本目、すでに降り始めていた雨が次第に勢いを増し、水溜りの中でプレーしているというような状態だった。ボールは転がらず、視界も悪い。しかし、個性を遺憾なく発揮してくれたプレーヤーがいた。このようなピッチコンディションの時はチームとして ・ ・ ・というよりも個人技を主体とした攻撃のほうが可能性は高い。1人でチームを引っ張り奮闘していたが1人では試合に勝つことは難しかった。
今回の試合を通し、改めて感じたことは戦術の部分である。そろそろ戦術に着手しても良いのではないかと感じている。むしろ、戦術に着手しない限り、チームの大きな改革は難しいと思う。チームとしての守備が出来ないから相手からなかなかボールが奪えない ・ ・ ・思ったように奪えないから攻撃できない、そして、奪えないから流れを握ることが出来ない、のだと思う。チームとして、1つでも大きな狙いを持つことが出来れば必ず上手くやっていけるメンバーである。個人技のトレーニングは散々やってきた。これからはチームとしての狙いあるサッカーを徐々に課題にしていきたいと思う。