8/2(土) 北区さくらガールズ・駒沢SC女子部ユース

reported by 川辺

梅雨明けの蒸し暑い気候の中行われた今回の練習試合。いつもよく練習試合に呼んでくれるさくらガールズとの一戦は月・水・金と今週一週間取り組んできた「ターン」というテーマをいかに試合の中で使うか?ということを目標にしていた。しかし、ゲームの中で声が出ないのはいつもと同じ、結局ほとんど目標を実行した選手がいないという残念な結果に終わってしまった。練習試合なのだから失敗することを恐れていては何も得ることはない、いつも同じ事ばかり言っているが一行にがんばろうという気持ちが見えてこないのが非常に残念でしょうがない。
とはいえ収穫もあったのは事実である。それは、事情によりキーパーが妹チームにいなくなってしまったのだが、「私がキーパーやります!」と新たに決意をしてくれたプレーヤーが今までのキーパーと遜色のない活躍を見せてくれたこと。そして、蒸し暑い中自分に負けずにがんばる精神面の強い選手、逆に弱い選手の見極めがついたことである。
駒沢戦は、より高い気温の中行われたが前回の対戦と同様0−1で敗戦を喫した。この試合では、一本目よりも声を出す意識が見られた。が、まだまだ足りない!!というのが正直なところ。
また、ディフェンス時の一対一の対応が全くできずに、アプローチにいけずにいいように振り向かれ、さらに相手のドリブルに対してずるずるとひいてしまう場面が多かった。一対一のディフェンスの基本として、(1)インターセプトをねらう(2)アプローチ(寄せる)をする(3)振り向かせない(4)ディレイ(遅らせる)(5)アタックという5つの決まりがあることをもう一度思い出してほしい。
二敗という結果に終わってしまったが、学ぶことも多かった。同日行われた姉部と桜ガールズの試合を見て分かったと思うが、お互いに声を掛け合い、味方を助けるためにサポートに動く、そして少ないチャンスをものにする事で、テクニック、身体能力の高い相手にも勝利することができるのである。普段3部で戦っている相手もほとんどの面で中・高生中心の自分たちより勝っているといって間違いない。そこで勝利を手にするためには桜ガールズのようにみんなが助け合い、お互いのよさを引き出し合っていくしかないと感じる。選手には何度もいっているが能力的に未熟な妹部の目指すサッカーはそんなサッカーである。いつの日かそれを実現できるよう一人ひとりが意識を高め頑張ってほしい。

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