6/8(日) 大妻女子大学サッカー同好会
reported by 重松
この日は、3部リーグ初戦ということで、この先の試合の流れを良くして行くためにも、そして、選手達に大人を相手に自信を付けさせるためにも勝利をものにしたい重要な一戦だった。
今回はいつもと違い直前になってフォーメーションの形を変えた。今までほぼ固定で通してきた4バックから3バックにし、中盤の枚数を増やした。急な変更で試合前は選手達も戸惑いを見せたが始まってからは違和感無かった。試合全体を通しての内容は決して悪いものではなかった。
前半はキックオフから何度もチャンスを作りリズムを掴んだに思えたが、15分過ぎにそれまで安定していたDF陣の一瞬の形の崩れから相手にサイドを突破され、カバーリングの遅れから浅いマイナスのセンタリングを上げられる。キーパーの正面に転がってきたので大丈夫かのように思えたが、キャッチする寸前で走りこんできた相手FWに先に触られてゴールを許してしまった。しかし、こちらもサイドが起点となり、サイドからのアーリークロスやドリブル突破からシュートまで持っていくなど良い形を作っていた。中盤も中1年生のボランチ二人が気合いと踏ん張りを見せ相手の中央からの攻撃を止めていた。皆、アーリークロスや裏を狙ったパスで相手DFの裏へ抜け出そうとしていた。チャンスは多く見られたので絶対に追いつけるはずだと思っていたがFWがまだ経験不足ということもあり、相手のラインディフェンスに簡単に引っかかってしまう場面が多く、点を取る感覚もまだ備わっていなかった。ここで残った課題はまとめていうとシュート(シュートまでの持っていき方、シュートの意識、シュート精度など)であった。残念だが結局痛い敗戦となりこの先も苦しい戦いとなる道を選んでしまった。だが逃げる事は出来ない、選手達がここから先どこまで強くたくましく成長してくれるか、それが見えて来ない限り勝利の光は我々を照らすことはないだろう。