4/29(火) 共立第二中学校Bチーム
reported by 楠本 ・山田(GK)
予選リーグの敗退が決定していたために、全ての選手にチャンスを与えて試合に臨んだ。選手達には『出場した時間を目一杯頑張って自分の力をアピールして欲しい』と伝えた。
そんな中でゴールが次々と決まっていく願ってもいない試合展開となっていった。それまでの鬱憤を晴らすかのようのゴールラッシュ!、中学生になって公式戦初ゴールを決める選手が続出!中でも嬉しかったのが中学生になってからサッカーをはじめた中2の選手のゴールだった。
やはり日々の練習は裏切らないということを身をもって示してくれたし、コーチとしても指導の成果が確認できる又とない機会となった。この試合で初得点した選手達、本当におめでとう!この喜びを忘れずに次も貪欲にゴールを狙って欲しい。また、得点をするための努力を惜しまないで行こう。
ただし、全てのプレーヤーが、得点できる場面をつまらないミスで逃すシーンもたくさんあったことを事実として受け止めて欲しいし、
気持ちの持ちようで(あまりプレッシャーが無く、自信に満ち溢れている選手が多かった。)今までの試合とは見違えるような良いプレーを見せる選手が多かったのも残念であった。
この大会を通じて、以前からいた選手、そして、新入部員の能力やポジションの適正を確認、把握することができたこと、
そして新入部員が中学サッカーがどんなものなのかを肌で感じ、ある程度の手応えと自信を得ることができたことがもっとも大きな収穫である。
シーズンは、まだ始まったばかり。まだ新たな戦力も控えており3部リーグ、そして、次の中学生大会のメンバーになるための熾烈なサバイバルに生き残るには、
これからの練習にどれだけ高い意識で取り組むことができるかだと思う。一回一回の練習・試合を大切にして力を伸ばしていって欲しいものだ。
〜GK分析レポート〜
今大会のゴールキーパーは新中1年生ということもあり、これまで技術トレーニングに時間を要することがあまりできなかった。
しかし、現代サッカーのゴールキーパーに必要とされるフィールドプレーヤーとしてのスキル(基礎技術)がほぼ身に付いているため、その特徴を生かした比較的自由なプレーを実践してもらった。
今回はその中で数少ないトレーニングからの課題 ・ ・ ・
1)ボールに正対したキャッチング
2)スイーパーとしての役割
3)ポジショニング(アングルプレー)
を本日の2試合を含めたグループ予選の総括に当てたいと思う。
新中1年生ながら緊張に負けることなく、勇気を持って積極的に課題へチャレンジしていたことが全体的な評価である。
特に1対1やディフェンスラインの裏に抜けたボールへの対応はスイーパーとしての役割がよく実践できていた。
本日の2試合でほぼ個人の課題が明確になったが、やはりポジショニングに関連した失点やピンチが生じることが多い。
これから時間をかけて修正しなければならないが、キャッチング、ポジショニングがゴールキーパーの全てのプレーの基盤になるということを強く意識させながら新たなステップへと進みたいと思う。