4/27(日) 吉祥女子中学校サッカー部
reported by 重松
中学生リーグ二戦目となったこの日は、もうすでに一敗しているため、今日含め残り三試合を良い流れで展開させていくためにも絶対落としてはならない試合日となった。
ここでもやはり勢い良く元気のあるプレーを期待してスタメンの大半を新中一年生で固めた。チーム全体に攻撃の意識をフルに高めさせ攻撃陣は必ずシュートで終われる様指示した。しかし、負けられない試合により極度の緊張のためか出始め集中力が無く試合開始五分程で相手に1点の先制を許してしまった。これで目が覚めたのかスフィーダに勢いがつき一点入れられてから十分後くらいに同点ゴールを決めた。
これ以降も相手のカウンターにより危ないシーンが少しあったが、うちがボールを多く支配し新中一年生攻撃陣の個人技、パスさばきにより多彩な攻撃パターンを生み出し、決定的チャンスを何度も作り出した。中二、中三もコンスタントに自分の仕事を確実にこなし悪くなかった。だが、新中一年生の勢いも恵まれずフィニッシュがことごとく外れ無惨にも同点のまま試合は終わってしまった。モノにできたはずの試合によりここで一つ明確だったのは新中一年生の経験がまだ浅かったことだ。相手に簡単に当たり負けしたり、体を自分の前に入れさせてしまったり、広いグランドのせいか自分にキック力の自身を失いゴールから離れた所からのシュートの意識が無く、相手のゴール前までドリブルで深く入りすぎて相手に囲まれ取られたり、相手キーパーにも近い距離なのでシュートコースも削られシュートすべてがキーパー正面にいってしまう場面が多く見られた。フィジカル面ではしょうがない部分はあるが遠めからのシュートの意識をしっかり持たせることが今後の課題となった。