ゲーム分析レポート

6/26(日) 関東女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 予選リーグ第3節
    VS.F.C.VIDAレディースユース ○3-1(1-0、2-1)

reported by 楠本洋平

第16回関東女子ユース(U15)サッカー選手権大会予選ラウンド第3節 vsFC VIDAレディースユース(千葉県第2代表)。曇り空で気温も湿度もそれ程高くは無かったとはいえ、2日で3試合、そして当日の2試合目にして強豪VIDAとの最終節は体力的に追い込まれ、正に互いの気持ちがぶつかり合う接戦になると予想していた。勝った方が決勝ラウンド進出、初戦のプレッシャーとは比べ物にならない“それ”がのしかかるはずだった。

しかし予選の2試合を通して大きく成長したチームは体力的な不安を一切見せる事無く予選ラウンド最高の試合を展開した。3得点すべてが相手より走力で上回った結果の得点で、何度も言うが3試合目にして最高の出来だった。マラソンで言うところの「ランナーズハイ」の状態に入ったのか、全国への思いが身体を動かしたのか、それとも一旦チームを離れ、再び共に戦う事を約束した仲間への思いがそうさせたのか、答えは分からない。私はこのチームの力に疑いは無かった。だからこそ初戦のドローに焦りは無かったしこの結果を信じていた。

予選3試合の内容と結果は私が何かを修正した訳ではなく選手自身が何かを感じ改善して得た結果だ。私はテクニカルエリアに立っているだけだった。この素晴らしいチームを率いる事が出来ている事に感謝し、まだ続く戦いで選手達を全力でフォーローしたい。

予選リーグ1位突破を果たしたが、まだ何も達成していない。決勝ラウンドまでのトレーニングで修正を加え、全国大会への切符を掴みたい。



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