ゲーム分析レポート
6/25(土) 関東女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 予選リーグ第1節
VS.エスペランサ △1-1(1-0、0-1)
reported by 楠本洋之
第16回関東女子ユース(U15)サッカー選手権大会予選ラウンド第1節 vsエスペランサ(山梨県第1代表)。全国大会出場権4枠を争う戦いが幕を開けた。どんな大会でも初戦というのは難しい。特に今回の選抜チーム主体となる学年は初戦を苦手としている。私達が思っている以上に、スフィーダの諸先輩が築いた偉大な歴史は選手達に重くのしかかるようだ。
試合の入り方も悪く、ミスが続き自分達で首を絞めてしまった。前半終了間際に先制点を挙げるも落ち着きを取り戻すことは無く一試合を通して地に足が付く事は無かった。
相手にペースを握られたという印象は無いが見事なミドルシュートで同点とされてからは逆転負けの予感さえ頭を過った。チームの一体感を演出したり、見えない重圧を払拭するアプローチをしてあげられなかった事に反省が残った。私自身は勝点1を得た事を評価していたし第2節、第3節への不安も無かった。しかし予選リーグ敗退が決定したかのような選手のテンションと私の間に大きなギャップが生れてしまったのは事実だった。こういった経験をして、指導者としての質も上げていかなければならないと痛感した。
1位通過を最低条件にしていたチームにとっては、リーグ方式なのに「負けたら終わり」というこの状況はむしろ分かりやすくて良い。チームの力を信じているし、より一層の一体感を持って明日の2試合を戦ってくれると確信している。