6/27(日) ザスパ草津レディース ○5-0(1-0、4-0)

reported by 佐藤洋平

第15回関東女子ユース(U−15)サッカー選手権大会1次ラウンド、予選グループ第2戦は、群馬県第2代表のザスパ草津レディース。昨日に行われていた同グループ予選、ザスパ草津レディース対大宮FCエンジェルス05では、0-8で大宮が勝っており、この一戦に勝利できれば予選突破の可能性を一気に引き寄せられる。また、2日目はダブルヘッダーということもあり、最終節にその可能性を賭けることは避けたいところでもあった。
チームとして、やる事は変わらないが新たな可能性や発見を見出す為、昨日とは選手を大幅に入れ替え試合に臨んだ。

立ち上がりは、前日の疲労も感じさせず良い動きを見せる選手たちではあったが、コントロールやパスのイージーなミスが目立った様に感じた。そして、前日の栃木戦同様チャンスは作るものの決め切れず逆に、インターセプトやコントロールのミスを奪われカウンターでゴール前まで運ばれるなど、ピンチを迎えるシーンが多くみられ、そのまま、スコアレスで前半を終える様な雰囲気ではあったが、後半終了間際に何とかゴールを奪い前半をリードした状態で終える事ができた。

ハーフタイムでは、なぜカウンターを受けた時に対応が上手くいかないか、ボールは回るが崩しきれないか等、何が原因となっているかや改善すべきポイントを選手達に伝えピッチに送り出した。

後半は、以上の修正点を選手達が意識しながら献身的なプレーを見せてくれたおかげで、チャンスを迎え前掛かりになった後のカウンターを未然に防ぐシーンが増えた。守備がしっかりし始めると攻撃も安定しはじめ次々と得点を奪っていった。欲を言えば早い時間帯に作ったチャンスで決め、相手の集中力を切る事が出来れもう少し違った展開になったと思う。

結果的に5-0で勝利することができたが、1人1人のポテンシャルを考えるともっと内容的に優れたものにする事はできたし、準備もしてきた。見えない重圧や緊張で、自分の力を発揮させられないのは、私の力不足であり改善していくべきポイントだと痛感させられた試合であった。この試合では多くの修正すべき点がでたので、これからの試合、チームづくりに生かしていきたいとおもう。

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