5/9(日) 十文字中学校 ○2-1(0-1、2-0)

reported by 佐藤洋平

遂にこの大会も最後となる。過去の先輩選手達が創り上げてきた大会4連覇という記録を守り、更には大会5連覇という新しい記録を作り上げることを意味する。そういう意味でも選手達に緊張はあったと思うが、これまで勝ち上がってきた中で成長してきた部分を存分に出し切ってほしいと思っていた。

試合内容としては、前日の激闘の末の勝利の余韻に未だに浸っているのか局面で闘わないDFラインは乱れ簡単に裏をとられる等、大一番にきて最悪な試合への入り方をしていた。嫌な流れは断ち切れず遂にはCKから失点。と味わったことのある嫌な雰囲気が漂い始めた。
ポゼッションの形、内容では勝れても決定機に外し続け結果的には前半を0-1で折り返す事となった。

ハーフタイムでは内容云々よりもまずは今おかれている状況をしっかり把握させ、また同じことを繰り返し悔しい想いをしてもいいのか?と聞く事で奮起を促した。その後に修正点を伝え後半を迎えさせた。

後半は、前半とはうって変わってDFの高い位置からのプレスが機能してきたことによって得点を呼び込む結果となった。今までは点を取られると立ち直る事が出来ずそのままズルズルいく事が多かったが今回の大会を通じて、拮抗した試合や逆境に立たされた時の強さを垣間見ることが出来たように思う。

今回、SFIDAが優勝できたのはメンバー外の選手も含めて全員が団結する事が出来たからだと思っている。
メンバー外の選手も試合の為の準備や本部運営などで沢山の協力をしてくれていた事をメンバーに入った選手たちは忘れてはいけないし感謝しましょう。
後は、どの選手が試合に入っても、変わらずSFIDAのサッカーを表現できた事がとても大きいと思う。時には交代選手が決定的な仕事をする事もあったりとチームとしての総合力にあったのではないかと感じている。


過去の先輩方が築いた連覇を継続する事ができ、東京第一代表として関東大会に出場する事が決定した。
これから先は更に厳しい戦いが待っているので、関東大会までの残された時間を無駄にしないように選手と共に自分自身も成長していき第一代表の名に恥じないように頑張りたいと思っている。

保護者の皆様、いつも応援に来て頂き本当にありがとうございます。
お揃いのTシャツを着ての応援を見た時は気持ちを強く持つ事ができましたし皆様のご協力のお陰で東京都大会を優勝する事ができました。
関東大会でも皆様の温かい応援を宜しくお願いいたします。

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