5/4(日) 大崎すみれ
reported by 楠本洋平
いよいよU-15選手権も準々決勝。今日、勝つことができれば準決勝か3位決定戦のどちらかを勝利することで関東大会への出場権を得ることができる。しかし、負ければそこへすら辿り着けない。大変重要な一戦である。相手は、大崎すみれ。近年、着々と力をつけてきているチームであり、決して気の抜けない相手である。
開始から、相手陣内に攻め込み個人技による突破から幸先よく先制点を奪うことができた。その後も決定的な場面を何度も迎えるが、その決定機の数の割りになかなか得点を重ねることができない。また、昨日の夜に降った雨の影響でピッチが滑る状態だったため、転倒を恐れてか全体的に消極的なプレーやもう一つドリブルで持ち込んだり、もう1,2本パスをつなげばゴールの確率が上がるような場面もあわててシュートを打ってしまったりするプレーが目立った。
ハーフタイム。運動量を上げること、相手の気持ちを折る5点目を早い段階でとることを確認した。
迎えた後半。その5点目をなかなか奪うことができない。相手は、何とか一矢報いようと気持ちを切らさず体を張ってDFしてくる。前半に引き続き決定機には、ことごとくシュートが枠をはずれてしまった。やっとスコアが動いたのは、後半も終盤に差し掛かった頃であった。
結果5対0で明日の準決勝に進むことができた。しかし、決定機に確実に得点を挙げるということやピッチコンディションが悪い中で試合中にそれに対応してプレーすることなどの課題が残った。これから先、全国大会まで見据えれば様々なピッチコンディションでの試合も出てくるであろう。その中でもしっかりとSFIDAのサッカーを実践し、数少ない決定機を確実に決める。勝負強さを磨いていくことが必要不可欠であろう。
まずは、明日精一杯戦って関東大会への切符を手にしたい。