4/26(土) FC ESPERANZA ○3-0(1-0、2-0)
reported by 川邊 健一
東京都女子サッカー大会第2節は、ESPERNZAとのゲームであった。スフィーダは第1節を杉並FCと戦ったが、その一戦は12-0とすることが出来た。しかし、ESPERANZAも14-0としていたため、この試合での引分け以下は2位となり、決勝トーナメントには進めるものの、逆の山へ行くことになってしまう。そうなれば仕方が無いが、結果を得なければいけない唯一の大会において引分けや負けは今後の自信に影響してくる可能性がある。出来ることであれば目の前の相手と勝負し全力で勝利を目指して行きたい。それがテーマであった。
相手はU14大会でも対戦していたが、その時の戦績は1-1とドローに終わった。粘り強い守備と、前線のタレントを活かした素早いカウンターアタックを武器とする好チームであるため、このゲームに対する危機感はあったが、自分達が自分達のサッカーが出来れば、十分に勝利を引き出せると信じていた。相手のサッカーや特徴は前回の対戦から把握出来ていた部分もあるので、相手の良い所を消しつつ、自分達の持ち味を出して行けるように戦うことが大事だった。攻撃は最大の防御・・・有名な言葉であるが、それは攻撃が成功して初めて語れることであり、必ずしもそうとは限らない。むしろ私は守備が最大の攻撃だと思っている。有効な守備は、効果的な攻撃を産み、全ての攻撃は、献身的な守備から始まる。だからこそ、相手の良さを消し、相手のやりたいサッカーをやらせないことは、自分達のサッカーを引き出すことの出来る要素になる。守備意識が功を奏し、相手の危険なプレーヤーや危険なプレーをシャットアウトすることが出来た。それによりハーフコートゲームが可能になり、ゲームを支配することが出来た。 攻撃の時間が長いだけに得
点の匂いは感じていたが、相手は最終局面で身体を張り、粘り強く対応してくる。なかなか得点を奪うには至らなかったが、最終的に3得点し3-0で予選リーグ第2節を勝利することが出来た。
今回は相手の特徴を把握していただけに、相手のサッカーをストップすることに意識を向けたが、それが結果的に攻撃の時間を長くした。守備は最大の攻撃・・・そうした内容のゲームだったのではないかと思う。
これで決勝トーナメントに進出できたが、相手は強豪立川FCとなる。次の一戦も今までと同様に高い意識の下、自分達のサッカーを出し尽くして行きたい。1つでも上に、1つでも勝てるように、トーナメント戦を楽しんで行きたい。