ゲーム分析レポート

2/11(土) 東京都ガールズ(U-14)サッカー大会 第4節
    VS.フィオーレ武蔵野FC U-15 ○1-0(1-0、0-0)

reported by 楠本洋之

第7回東京都ガールズU14サッカー大会 予選リーグ第4節 VS。フィオーレ武蔵野。予選最終節であり不本意ながら今大会最後の試合となったこの試合は、勿論結果にこだわりながら、ひとつの集大成として位置付けて挑んだ。

開始早々に良い組み立てから先制する事に成功したもののその後の決定機を外し続けてしまい、ポゼッションは高く維持しているもののスコア上で余裕が無い為どこかバタついた試合展開になってしまった。結果として先制点がモノを言い勝利を収める事が出来たが今大会で感じた修正点が浮き彫りになる試合だった。

U15全日本選手権に向けた選抜チームとして挑んだ今大会だが、課題としてまずU13の選手のメンタル面にムラがある事。先制されると非常に落ち込みプレーにも勢いが無くなってしまう。判断ミスやプレーの精度が一気に落ちてしまうのは今後の課題だろう。先制点を奪ったとしてもそれが早すぎる時間帯だと2点目を奪う迫力が欠けてしまい今日の様な試合展開になってしまう。この2点は強く感じている。

次にそんなU13の選手を引っ張るべきU14の選手達のリーダーシップの無さ。自分達は先制されても動揺する事無く一定の精度を保ってプレーする事が出来ているが、その精神的余裕を何かで示し、落ち込む選手を鼓舞する気持ちが欲しいところ。先制点を奪っても然り、攻撃の手を緩めない気迫溢れるプレーや声掛けをしてチームを引っ張って欲しい。

上記に挙げた修正点はこちら側のアプローチで変化を求める事が出来る為、気持ちを新たに4月から始まる選手権東京予選に向けて、トレーニングから気持ちを押し出してチーム全体でレベルアップをして開幕を目指したい。



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