ゲーム分析レポート

7/18(月) 東京都女子サッカーリーグ中学1部リーグ 第5節
    VS.十文字中学校 ●1-2(1-2、0-0)

reported by 楠本洋之

第31回東京都サッカーリーグ中学1部リーグ第5節 VS 十文字中学校。前節勝点1を獲得しチームの雰囲気もようやく上を向き始めた中、連休を締め括る対戦相手は関東大会ベスト8の十文字中学校。強豪相手に日頃の成果を発揮できるか、そして初勝利を上げる事が出来るか注目の一戦。スフィーダのサッカーを目指す上でサイドバック、サイドハーフを起点にポゼッションを高める事は不可欠だが今のチームはポゼッションに対して必要以上に恐怖心を抱いてしまっている為すぐに後ろ(バックパス)に意識がいってしまう。また、DFラインでボールを回している時に前の選手のフォーローの動き方が悪い為、効果的なパス回しが出来ないでいる。トレーニングの現状を考えると仕方無いと思える部分もあるが試合の中で少しずつでも修正していけたらいいと思う。中盤にボールが収まった時にもインターセプトを嫌って縦に縦に急いでしまっているのが良くない点だ。しかし得点シーンにおいてはラインの高い相手の裏をシンプルに少ないパスで抜け出したのはサッカーにおいてセオリーと言える攻撃だった。その点は自信にしていいが細かいパス回しをより意識して、シンプルな崩しと使い分ける事が出来れば強豪相手に試合を優位に進める事が可能だ。

大事な育成の時期の為、トレーニングの成果が表れている事が重要な事だが、その成果を選手個人が認識する事が出来ているかしっかりと確認していきたい。その半面、結果は結果。5試合を終えて勝点1は非常に厳しい・・・。前期残り1試合は是が非でも勝利を掴みに行きたい。



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