ゲーム分析レポート
7/10(日) 東京都女子サッカーリーグ中学生1部リーグ 第3節
VS.修徳学園中学校 ●0-3(0-1、0-2)
reported by 楠本洋之
第31回東京都サッカーリーグ中学1部リーグ第3節 VS 修徳中学校。東京第4代表として全日本女子ユース(U15)関東大会に出場した強豪チーム、開幕2連敗中の私達にとっては越えなければならない壁だ。日々のトレーニングからテーマとしている「出来る事を出来る限りやる」ということに関してはやや不満が残る試合であったが、やりたい事を表現できる場面も多くあった為、今季のリーグ戦では一番手応えを感じる事が出来た。自分達のリズムを長く保つ事が出来なかったが相手陣地に攻め込んだ時は相手に脅威を与える事も出来ていた。そういった場面でもっとアグレッシブに全体を押し上げプレスを継続できていればより長くリズムを保てただろう。
失点はミスがらみであるが、サッカーにおいて失点はミスから生れるのは当然である。私としてはミスをしない事は期待していない。しかしミスをしない意識は常に持つべきだと思う。「ミスを恐れるな」とよく言うが、それはアグレッシブにチャレンジする場面でのみ言える事で、基本スキルやボールキーピングではミスをしない為により深く考え意識する事が重要だしその点でミスが起きれば厳しく指摘すべきであると考えている。
いずれにしてもやるべき事を見失わず、時間がかかっても確実に進歩していきたい。結果が出ていない事も勿論頭に入れつつ、トレーニングの成果が発揮できている事を一人一人がしっかりと認識し自信につなげてもらいたい。今月は強豪との対戦が目白押しだが壁を乗り越え、勝点を掴む日は近いと確信している。