9/9(日) 立川FC

reported by 楠本

ガールズ大会緒戦の相手は強豪立川FC。中学生リーグ前期では対戦しておらず今期初対戦となった。相手MFとFWにキープレーヤーがおり、また予選リーグ2試合をすでに消化し2分けと、この試合の結果では予選リーグ敗退が決まってしまうだけに気合い十分で臨んでくることが予想される。

非常に難しい状況ではあるが、合宿の成果を公式戦で発揮することができれば必ず勝利できると選手に伝えた。

試合開始直後は、一進一退の状況が続きゲームが落ち着かなかったが、合宿で取り組んだゴールへ迫るポゼッションの成果が出る。ダイアゴナルランニングで相手左サイドに流れたFW選手からもう1枚のFWへパスが通りそれを落ち着いて決め先制点を挙げることに成功する。これで落ち着き相手の攻撃を球際でしっかりとつぶし相手にチャンスを与えない。前半終了間際に素晴らしい個人技から相手ゴールライン際をドリブル突破し角度のないところから左足でのシュートが決まり追加点を挙げることに成功する。そのまま前半終了。

ハーフタイム、2点差というのはサッカーの中で一番危険な点差であること。次の1点が勝負になることを伝えて迎えた後半。 後がない相手の猛攻にさらされる時間帯が多くなる。しかし、最後の局面で体を張ったりGKと連携して守ることで追加点を与えずそのまま試合終了。大事な緒戦で貴重な勝ち点3を得ることに成功した。

これを行かれると失点する、という場面で体を張ることができるのがこのチームの良いところである。そういった意味では無失点で今日も勝てたことは素晴らしいことである。しかし、まだ個人の力による突破が多いところが今後の課題であると感じた。もっと細かくパスをつなぎ人が連動したスフィーダらしいサッカーができるようにトレーニングをしていきたい。

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