7/28(土) けやきSC

reported by 楠本

先週のベルタ戦で出た課題、
@縦に急いだ攻撃になった場合、なりそうな場合にバランスを見てサポートに入りいったん引いてきてサイドに起点を作ること。
A1対1で簡単に抜かれないこと。
BGKも含めたビルドアップ。の3点に焦点を当ててトレーニングのなかで修正をし臨んだ一戦。

相手は、けやきSC。2月のU-14研修大会では、現在のU-15選抜が対戦し非常に苦しめられた相手である。中3も多く体格や身体能力に優れ、何人かのキープレーヤーが存在する危険なチーム。その相手にまず1対1で負けないこと。1対1で競り勝てないようであれば2人、3人と人数をかけて数的有利を作り出しチームとして守備意識を高く保つことをテーマに掲げた。

開始4分、ミドルシュートから先制点を挙げることに成功する。前線からの積極的なDFが功を奏した見事な得点であった。その後も交代をうまく使いながらプレッシャーをかけ続け、17分にゴール前で相手をうまくかわした選手がそのままシュートを放ち追加点を挙げることに成功した。先制点も挙げたこの選手は、練習の紅白戦の中でFW起用したところ良い動きをしていたので今日もFWとして出場したが、ゴールへの意識が高く中学生リーグの中で、現在チーム得点王となっている。ハーフタイム、後半開始5分でもう1度前線からしっかりプレスをかけることを確認し選手を送り出す。すると、開始50秒右サイドからのクロスにファーサイドの選手が詰め、3点目を奪うことができた。その後、疲れから足が止まったことと、フォーメーションの変更で自分のマークをつかみきれなくなり押し込まれるも、終了間際に4点目を奪い勝利することができた。

今日も暑い中の試合であったが、先週、選手たちから出た目標も意識されていたし、交代をうまく使いチーム全員の力で勝ったことは、一つの成長と捉えて良いだろう。また、サッカーでポイントとなる、前後半、開始後の5分と終了前の5分に得点を上げることができたことが試合運びを楽にした一因である。さらに、何よりも素晴らしかったのは、攻守にわたり1対1で相手に競り勝てたことである。ようやく一学期後半ずっと、トレーニングで取り組んできたことが試合で発揮され始めてきた。これを一つの自信として次節行以降も闘っていきたい。

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