9/17(土) 東京八王子FCアトリース  

reported by 川邊 健一

予選リーグ第2節は中学生リーグで対戦経験のある八王子FCアトリース。中学生リーグでは6-0という成績であった為に、前回の対戦同様に全力を尽くすことが出来れば勝てる相手だと予期することが出来た。このチームは中学生リーグのチームよりは総合力は上がるものの、連携面での不安定さは否めず決して軽視できる状況ではない。5月以降このチームで試合を行った経験がないだけに1戦1戦で連携を高め、成長していかない限り、今大会での優勝は難しい。決勝リーグへ進出する為に結果を得なければいけないが、それと同時にチームとして1歩踏み出す必要のある試合という位置付けで考えていた。
試合は開始から終始支配できるものの、内容は良いものとは言い難い部分が多かった。能力の高い選手達は多いがサッカーは1人では何も出来ない。そのような部分を感じざるを得ない試合だった。選手達も集中力を欠き、この試合のことで一杯一杯という状態。優勝を目指す上で、このチームに1試合1試合が及ぼすものがどれだけ大きいものなのかをもっと理解出来ていたのであれば内容は違っていたかもしれない。結果的には6-0という大差で勝利をもぎ取ることが出来、決勝トーナメントへは進出できた。だが、優勝へ向けての前進を果たせたかどうかというと首を傾げてしまう。少し残念なことだった。
但し、これで決勝トーナメントに進むことが確定し1回戦の相手は同じ組織のスフィーダU-15Bチームとの対戦する。Bチームは非常に個性は揃いの強いチームだと認識している。中途半端な精神で試合に挑むのであれば敗戦すら十分に考えられる力のある相手。昨年のガールズ大会でも決勝トーナメント1回戦で対戦しているので、これで2年連続の対戦になってしまったが、お互いがお互いのプライドを懸けて戦う姿を見守りたいと思う。

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