8/14(日) 吉祥女子中学・高等学校
reported by 川邊 健一
尾瀬レディースカップ最終日は東京の吉祥女子との対戦であった。吉祥女子はこの大会に2チーム出ており、この吉祥女子は中学生メンバーが中心の構成だった。最終日ということもあり、良い内容のサッカーで終わりたいところであったが、7位・8位決定戦では選手達のモチベーションを保つことが難しかった。前日のような気迫や精神力は全く感じられなかった。
最終戦は非常に残念であるが、大会を総括すると、このカテゴリーの潜在能力を更に引き出すことが出来た大会だったと思う。そして、彼女達は本気の戦いの中から勝負の難しさを経験することが出来た。欲を言えば、普通のグランドコンディションの中で戦いたかった。大会は1日目と最終日以外のほとんどが雨の中で行われた。技術を発揮することが難しい大会だった。しかし、それでも収穫は思っていたよりも多く、最高の遠征合宿だったと振り返っている。素晴らしい経験が出来たわけであるし、あとは東京に戻ってから強いチームと対戦することが重要だと思う。
このカテゴリーは9月からの中学生大会で頂上にどれだけ近づけるのであろうか?目標はいつでも変わらない・・・それは優勝だ。それしか考えられないし考えたくもない。5月の大会では無残にも予選敗退というスフィーダ史上初のAチーム予選敗退で幕を閉じた。過去最高の中学生チームだと自負していただけに非常に悔しかった。だからこそリベンジしたいと思っている。またワンランクレベルアップを果たしたこのカテゴリーの潜在能力を磨きながら、もう目の前に迫っている大会に備えたいと思っている。