6/27(日) 慶應義塾大学F.C.Coulisse
reported by 山田
東京都4部リーグ第2戦。相手は慶應義塾大学、Aブロックの中でも前評判のあるチームである。前節白星を取りきれなかっただけに、強敵といえどなんとか勝ち点を得たい一戦であった。選手たちにはとにかく1対1の守備の対応と浮き球の処理を徹底するよう伝え送り出した。 開始序盤、緊張からか堅さが目立ち、防戦一方の展開となる。特に両サイドからの突破になかなか対応しきれず、半ばに左サイドのドリブル突破を許し直接シュートから失点。その後我々も中盤の選手を起点にチャンスをつくるも、フィニッシュには至らず単発で終わってしまう。しばらくはお互いにボールを奪い合う展開となるが、終了間際のCKに見事なヘッドを合わされ追加点を献上。
ハーフタイムにサッカーにおいての2点差の話をし、自分の100パーセントを出しきるよう促した。後半、選手たちは本来の勢いを取り戻し幾度かゴールに迫る中、右サイドからのロングボールが直接入り1点差となる。残り15分程は残っていたが攻守共に個人で戦ってきた疲れが顕著に現れはじめ、再び時間だけが過ぎ去っていった。なんとか追加点をと押し気味の後半だったが、時すでに遅し。試合終了。 この試合の総括は、成長段階とはいえ個人戦術のみで戦う上での激しいスタミナの消耗、体格の差、ロングキックの差、フィニッシュの精度があげられる。非常にもったいない黒星ではあるが、顕著に浮き出た課題を一つずつ克服していかなければ今後も同じ結果を招くだろう。