4/17(土) ラガッツァFC
reported by 山田
東京都女子中学生サッカー選手権大会の初戦は東京の2部リーグに所属するチーム。
今年度から人数の増加により、カテゴリー３という新しいカテゴリーを作った。
そのカテゴリー３の公式戦初試合にあたる。このカテゴリーは全員を試合に出場させるという大きなコンセプトがあり、できる限り全員を出場させるように心がけた。
このカテゴリーは初心者から経験の長い選手までと様々な選手が存在する。従って、下記の事項にあたらない選手も存在するが以下の２つを試合のテーマとして掲げた。
(1)1対1の守備の対応
(2)パス＆コントロール
以上の２つのテーマは、ここに至るまでの大きなテーマとしトレーニングし続けてきたことである。
試合は開始から押し込まれる展開。しかし、開始直後こそ相手の猛攻を何とか抑えていたが、前半半ばまで続いた展開に多少疲れが見え始め、15分過ぎには相手のドリブル突破に対応しきれずフリーキックを与え失点。ここで失点を許したが、粘り強く守ることができたのは評価できるし、ただ単に押し込まれていたわけではなく、逆襲から得点機を演出することはできていた。このまま前半は終わり0-1で折り返すこととなる。
試合のリズムは当初想定していたよりは悪くなく、今のままの流れを保つことが出来ればいつかは得点できる可能性もあると考えていた。その中でコンセプトである全員出場を果たすために交代カードを早速使った。
後半に入り、フリーキック、コーナーキックからチャンスを作るがゴール前の詰めが甘く得点には至らない。その後、相手のロングキック中心の攻撃に耐えられず裏を抜け出され失点。結局、このまま試合を終えることになった。
お互い2,3点分の得点チャンスはあったが、相手はそのチャンスを確実に決めてきたが逆に我々はチャンスを生かすことが出来なかった。これが敗因である。
選手達は試合を通じ本当によく戦い、素晴らしい成果を示してくれたがこの結果はリーグの結果とし、しっかりと受け止めていかなければならない。今回は敗戦で終わったが、次に繋がる収穫も多く存在した。このような試合の展開をすることができれば、次は必ずチャンスがあると思う。選手達に期待したい。