ゲーム分析レポート
12/9(日) 東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ 第8節
VS.杉並FC ●1-2(0-1、1-1)
reported by 廣瀬義貴
東京都女子サッカー中学生リーグ2部リーグ第8節は杉並FCであった。前節のリーグ戦より2ヶ月以上が空き久しぶりの公式戦であった。
テーマとしては苦手なロングボールの対応をメインとした守備、自分達らしい攻撃で崩して得点を奪うの2点を主なテーマとしトレーニングをしてきた。しかしキックオフ直後にいきなりロングボールの対応から混戦のカバーがいない所を突かれ早々に失点。それからは徐々に落ち着きを取り戻しボールポゼッションも高くなっていきチャンスを作り始めたが決定的なチャンスは作れず簡単にボールを失うなど攻めきれず前半を0-1で折り返す。
ハーフタイム、守備面のカバーリングの改善、攻撃面ではゴール前への効果的な侵入(ドリブル、フリーランニングetc..)を意識させ自分達でしっかり逆転してこようと気持ちを一つにし後半へ挑んだ。
後半、前半よりもボールを保持しゲームを支配し始めチャンスを作るが決めきれず中々、得点を奪えない時間が続く、そんな中カウンターでピンチを迎えるもGKのファインセーブなどでピンチを絶える。そして、ついに残り10分を切り時間が無くなってきた所だったが左サイドへ展開し攻撃を組み立て、フリーランニングでPAエリアに侵入してきた右サイドバックの選手へラストパス。そのパスを受けた選手がゴール前で冷静にゴールへ。自分達らしく崩して得点を奪い同点。そこから逆転を狙い1点を取りに行きたかったが、疲れと気が抜けてしまったのかビルドアップが上手くいかなくなってしまい終了間際にGKのボールカットした相手選手に、そのままゴールへ流し込まれ試合終了。
自分達らしさを出せる面もあったが、悔しい負け方でもあり、1試合を通して戦いきり、厳しい試合も勝ちきることの大切さを改めて選手共々学んだ試合であった。試合に臨む上での気持ち、試合で出た課題を改善しリーグ最終戦、来月からの大会に活かしていきたいと思う。