ゲーム分析レポート

7/8(日) 東京都女子サッカーリーグ中学生2部リーグリーグ 第1節
    VS.欅SC ●1-3

reported by 廣瀬義貴

第32回東京都女子サッカーリーグ2部リーグ第1節、欅

SC戦。
U-13で挑む我々は初の公式戦が始まり、どのチームも年上が主体のチームばかりで最大2学年も上の相手とも戦うため厳しい戦いが始まることも覚悟していた。
そして、この試合の対戦相手である欅SCは先日のU-15選手権大会東京予選で死のグループから、メニーナセリアスなどを倒し最終的には東京都5位に輝いた強豪である。
勝負のポイントはマイボールを失わず攻撃することと、大きな体の相手に対し50分間通し体を張り続けることとだと伝え試合に臨んだ。
前半、立ち上がりからプレスをかけあう両チーム、ボールを奪っても中々ボールが繋げない時間が続くが10分過ぎから相手にボールを持たせずボールを持てるようになってきた。
それでも20分を前にボールを持ちつつも相手の真ん中のブロックを崩せず相手の9番、7番を活かしたスピーディーなカウンターを食らうという時間帯が続いてしまい、次第に攻めきれないため集中力を欠きボールを簡単に失うなど悪循環の中でミスから20分に失点。しかし、これで目が覚めたのか、この失点の直後から前半残り時間が少なかったが反撃に出る。相手を外すというTRを行ってきた成果がここで出た。中盤でボールをカット、ドリブルで前進し相手を引きつけスルーパスにFWの選手が相手を外し裏に抜けスピードに乗り相手GKとの1対1を決め同点で前半を折り返す。
ハーフタイム、前半の良い時間に追いつけたことを評価しつつも体を張らないなどの戦う面が足りなかったこと、もっとボールを失わずに相手を外すなどし攻めきることを確認し後半へ…
後半もボールを持つ時間は長く、相変わらず中を崩すまでには行かなかったが奪われても前線からのプレス、中盤、DFラインで体を張り取りきるなど評価できていた。そうした良い時間だったため決定機も何回か作ることが出来たが決めきれず流れが徐々に相手に傾く。
後半も残り5分、相手に流れが傾きつつあった中、またもカウンターから決定機を作られるがシュートを外し肝を冷やす。しかし、このプレーから完全に流れは相手に、そしてスフィーダは足が完全に止まり1本のロングスルーパスに裏を与えスピードに付いていけず残り3分の所で失点。その直後も慌てて攻めたスフィーダに対しカウンターを食らいまたも失点。結局1−3で開幕戦を落としてしまった。
良い場面も作れていたが中を崩しきるために2対1の突破、最後まで戦う集中力が足りなっかた。その為、次のリーグ戦までに2週間あるのを活かし修正していこうと思う。


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