2/5(土) 足立LSC ○6-1(2-1、4-0)
reported by 楠本洋之
東京都ガールズU14大会決勝ラウンド一回戦 VS 足立LFC。ノックアウトステージとなる決勝ラウンドは負ければ即終了となる緊張感とも戦わなくてはならない。足立LFCには戦術では勝っていると分析していたが、前線の選手が個の能力で仕掛けてきた場合、分が悪いと予想していた。その為DFラインの連携を一試合通して確認し続ける事とスリーラインの形成にいつもより気を使う事を約束事とした。
立ち上がりから互いにチャンスを作りスピーディな展開となる。7分に先制したものの追加点が奪えない時間帯が続きフラストレーションが溜まる。こういった展開になると追いかける側は数少ないチャンスを確実に決めてくる事が容易に想像できていた。案の定、良くないボールロストから同点弾を許す苦しい立場になった。
前半の残り時間は4分、相手の勢いを考えると前半の内にもう一点入る事は確実であった。その一点を取った方が後半の主導権を握る。互いにチャンスを作り出したが相手のミスを誘う形で追加点を上げる事が出来たのが良かった。反撃の狼煙を上げた矢先にカウンターを食らうのは精神的にダメージが大きい。結果として後半立ち上がりに追加点を奪ってからは優位に試合を進め勝利を掴む事が出来た。
前半の失点後、更に逆転されていたら結果は違ったものになっていただろう。落ち込む事無く追加点を狙い前半をリード出来た事に選手の成長を感じ取れた。
ノックアウトステージの重圧も解け、明日は準決勝だ。相手は修徳を2-0で退けたベルタ・レッド。連戦となるが、前回涙を呑んだ準決勝を是非とも勝ち上がりファイナル進出を成し遂げたいものである。