1/23(日) 大妻多摩中学校 ○3-0(2-0、1-0)
reported by 楠本洋之
東京都ガールズU14大会予選ラウンド第３節 VS 大妻多摩中学校。前節の勝利で予選ラウンド突破に向けて更に勢いに乗った状態で迎えた今節、連日試合を行う事のメリットを選手に伝え、良いイメージを継続して発揮する事をテーマとした。
前日、人工芝グラウンドであった事を考えるとボールコントロールの感覚が大きく変わると予想できた為、ウォーミングアップではパス＆コントロールに特化してひたすら繰り返した。選手も意識して取り組んでくれた為、一試合を通してパス、トラップに関してのストレスはほとんど感じる事が無かった。高いポゼッションをキープして前日よりもシュート数が増え、選手全員が躍動し、楽しんでプレーした事が観ている人にも伝わった事が何よりも収穫だ。
シュートの精度に関して、やや課題が残ったものの、今日までのトレーニングにシュートをテーマにしたものが殆どなかった事を考えると気になる事ではない。シュートへの道筋をチーム全体で組み立て、それに向かってプレーの選択をした事、狙いを持ったうえでのシュートミスであった事を評価したい。
修正課題はもちろんある。ロングフォワードパスと相手のアタッキングサードでのルーズボールに対してのDFラインの対応がハッキリしなかった事だ。アタッキングサードに攻め込んだ時にその攻撃にもはや関わらないと予想できる選手の守備意識への切り替えが遅く、ボールを奪われた後の予測と準備が悪かった。GKの対応に助けられた場面もあり、見逃せないポイントだ。最終節までのトレーニングで修正に取り組みより良い状態で予選ラウンド突破に挑みたい。