1/10(月) ソシオスエルマナ ○5-0(1-0、4-0)
reported by 楠本洋之
東京都ガールズU14大会予選ラウンド第1節 VS SOCIOS FCエルマナ。本年度最後の公式戦が開幕した。初蹴りとなった新年のトレーニング開始から僅か3日という早さで公式戦を迎える事になったが、オフ中の過ごし方が良かったのかトレーニングの雰囲気も良く準備に不安を残すことはなかった。しかし自分達にとって開幕戦という事やグラウンドコンディションなどの条件から難しい試合になると予想していた。
試合は相手が9人というアドバンテージを受け、立ち上がりからポゼッションを高く維持し相手ゴールに迫るがオフサイドやシュートミスといったスフィーダの伝統とも言えるマイナス面が露呈し先制点が奪えない。ベンチからの指示と選手自身の試行錯誤を交えて打開を図り徐々に得点の気配を感じる事が出来るようになった。11分に先制点を上げるもののその後追加点を奪う事無く前半を終えた。しかし選手たちはボールを保持し続けながらも得点が奪えない状況にあわてる事無く良く考えてプレーをしてくれた。ピッチサイズが狭く、リトリートした相手の背後にスペースは無い。それを作り出す為に左右にボールを散らしたりDFラインでボールを回すなどして相手をおびき出し相手陣形を間延びさせて出来たスペースを上手く使って打開を狙っていた。後半は前半に足りなかった部分を見出し更に厚みのある攻撃で追加点を上げる事に成功した。結果は前半1点、後半4点だが前半からの積み重ねがあっての後半の4得点が生れたと認識している。全員での5得点という結果だ。
難しい初戦を良い形で勝利する事が出来、今後に勢いが付くであろう結果、内容であった。次節まで2週間トレーニングを行う事が出来る為、第2節から最終節までの連戦に備え修正点の確認と新たなトレーニングでのレベルアップをしていきたい。