12/23(木) FC.SERUM ○7-0(4-0、3-0)

reported by 楠本洋之

東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ第9節vsFC.SERUM。最終節となるこの試合には願わくば20名全員で8カ月の集大成として挑みたかったが、同日に行われた新選抜チームの試合に5名を参加させた為、残る15名での試合となった。5名には自分らしくプレーしてきて欲しいと願い、こちらは5名の気持ちも背負って戦って欲しいところ。

テーマは「楽しむ」。図らずとも佐藤コーチがユースチームにここ数試合で与えているテーマと重なる。やはり重要な事だ。そして「楽しむ」為に日頃のトレーニングで得た技術を発揮し選手自らが心を躍らせ、観ている人にも楽しさが伝わる試合をしたかった。そして久々の勝点3を獲得したいのが正直な思いだ。

立ち上がりから私も驚くようなダイレクトパスの連続で相手に一度もボールを触らせないままゴールへ迫る。目指すサッカーの片鱗を見せながら幸先良く先制点を上げる事が出来たが、試合が進むにつれ判断の遅れからボールロストを重ねシュートを打たれる場面が増える。
結果として本当に僅かだがスフィーダスタイルを魅せながら待望の勝利を上げる事が出来た。観ている人も楽しむ事が出来た試合だったと思う。そしてU13の活動スタート時を思い出すとハッキリと成長の跡が見えた。

しかし目指すところは遥かに先であり、すぐに課題修正に取り組んでガールズ大会に備えたい。リーグの締め括りとしては非常に満足できるもので、選手の表情からも手応えを感じている事が伺えた。しかし、もっともっと出来た筈だし日頃のトレーニングの成果はまだまだある。「スフィーダっぽさ」もまだ足りない。一喜一憂することなく、人間らしく「無い物ねだり」を前面に押し出して成長を続けたい。

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