12/12(日) 成城学園中学校 △1-1(0-0、1-1)

reported by 楠本洋之

東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ第8節 vs成城学園中学校。隣町成城をホームとする成城学園は、3年生を軸にテクニックでの打開とロングフォワードパスでのカウンターを使い分けてくる実にやり難い相手と分析していた。加えて今日はグラウンドが狭い為にスフィーダの目指すサッカーを表現するには極めて高い技術を発揮しなければならず、U13の現状からはネガティブな要素しか見えてこない。しかし、ここ数試合の出来、日頃のトレーニングの雰囲気、選手のモチベーションは活動以来の高水準を保っていた為、選手には「自信を持って、自分自身に期待しよう」と声をかけた。普段と変わらないテーマに加えてロングフォーワードパスへのリスクマネージメントを指示し試合に挑んだ。

後半、先制点を奪うものの終了間際に素晴らしいミドルシュートを決められドロー。
内容に関してはトレーニングの成果を存分に発揮し20人全員が先週から更なる成長を見せてくれた為、非常に満足している。普段は厳しい分析をさらりと発言し、私の心をへし折ってくれる臼井コーチからもお褒めの言葉をいただいた。

しかし勝ちきれないジレンマもまた増している。今取り組んでいる事の成果は目に見えて発揮できている為、選手も私もここは我慢である。焦らずに継続し、ガールズ大会で結果を得られるように頑張りたい。

来週はリーグ最終節となる。我慢、我慢と言いつつそろそろ結果も欲しいのが本心だ。勝利という結果が加われば更に向上することは間違いない為、是非とも勝利してリーグ戦を締め括りたいものである。

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