11/28(日) フィオーレ武蔵野U-14 △0-0(0-0、0-0)

reported by 楠本洋之

東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ第7節 vsフィオーレ武蔵野FC U14。ガールズ大会ではスコアレスドローからのPK戦で決着、今回の対戦で真の決着をつけたいのがお互いの思惑であっただろう。
最近のトレーニングでは「止める、蹴る」の基本スキルとコンタクトスキルの向上に殆どの時間を割いてきた。そこさえクリアできればサッカーのイマジネーションは質の高いものを秘めているU13故、魅力あるサッカーを披露できると考えている。

今日のテーマはまず、敗戦のリベンジに燃える相手のモチベーションに負けない事。その為に立ち上がりはシンプルに裏を狙い相手を間延びさせ、中盤に「時間的余裕」が生れ始めてからポゼッションスタイルに切り替える事を約束事とした。
スフィーダのサッカーはあくまでポゼッションサッカーであり育成年代の彼女たちはそれを断固貫く事が必要ではあるが、ガールズ大会で修徳に大敗を喫してからどうも歯車が狂ってしまっている。自信を失い、更にビルドアップ中のボールロストを繰り返すと対戦相手に勢い付かせてしまう。このままでは彼女たちの「自信」は戻ってこないのではないかと懸念していた為、上手く試合のリズムを掴むために立ち上がりをノーリスクで戦い、落ち着いてからスフィーダのサッカーを目指す形で活路を見出したかった。
今日はその事が上手くハマり、選手全員が自信に満ち溢れたプレーで躍動してくれた事を素直にうれしく思うと同時に大きな手応えを感じた。
決定的なピンチは何度か迎えたものの、相手は明らかにやり難さを感じていた。今日は穴が無かった。全員が気持ちの面でも技術の面でも日頃の成果を発揮してくれた事は本当に良かった。勿論攻め手を欠き攻撃面での課題はまだ残っているがブレずに基本スキルの向上を最重要ポイントとしてトレーニングを継続したい。

しかし決着がつかなかったのもまた事実である。次の対戦はガールズU14大会か・・・・。

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