9/20(月) 修徳学園中学校 ●0-7(0-3、0-4)
reported by 楠本洋之
東京都ガールズ（U-15）サッカー大会準決勝vs修徳学園中学校。スフィーダU15選抜と何度も死闘を繰り広げてきた全国クラスの超名門校に挑戦できる、願ってもないチャンスだった。先に行われたＩＮＡＣ多摩川レオネッサとの準々決勝でスカウティングを行い、戦い方をしっかりと確認して挑んだ一戦は、結果として個人のスキル、能力などで圧倒される試合展開となった。
予想通りの展開ではあったが、ここまで勝ち上がってきたプライドを見せ、毎試合応援に駆けつけて下さった親御さんたちに何か見えるものを披露したいと打開策を探った。
しかし連日の試合での疲労や相手との実力差に呑みこまれ自分達のやるべき事を見失ってしまった選手達に的確なアドバイスを送ってあげる事の出来ない私自身にただただジレンマを感じるだけとなってしまった。
各チームが公式戦での対戦を願う修徳学園に挑戦でき、何一つ通じなかった選手たちが何を感じ、どの様に変わってくれるか非常に楽しみである。
そしてこの経験を財産として今後に生かして行けるかどうかは私の手腕に懸かってくる。
湧水のように溢れ出てきた課題にじっくりと、確実に向き合いクリアして行くことで強豪との差を埋めていきたい。
次戦は文京学院中学校との３位決定戦となるが今大会を勝利で締めくくり、日頃の練習の成果を披露できるように選手達のアシストをしたいと思うばかりである。