7/25(土) INAC多摩川レオネッサ △0-0(0-0、0-0)
reported by 佐藤 洋平
中学生リーグ第３節の相手はTOPチームが、なでしこリーグに所属しているINAC多摩川。
支部ではあるが同じ世田谷区に本拠地を置いているので交流も深く年々、力をつけてきているチームである。試合までの一週間が天候不良により、ほとんどトレーニングができず、準備、修正も何もない状況で今回のダービーマッチとなったのがとても残念だった。
今回の試合のテーマも前節同様「ビルドアップ」「アタッキングサードに入ってからの仕掛け」の２点であった。今回の試合は、相手のロングボールを多用した早い攻撃に圧倒され押し込まれ自陣でプレーをする場面が多くみられた。しかし、前節までの修正点を意識しながらのプレーをする事によりロングボールに対する対応の仕方が良くなっていたように思えDFラインから狙いがしっかりと感じ取ることができた。少しすると体も動き始めトレーニングのなかでやってきたギャップとトライアングルを意識することで自陣の低い位置からでもいい形でパスを回せるようになり決定的な場面も作ることができていた。
後半はテーマであるビルドアップを意識はしているがパス＆コントロールで同じミスを連発し上手くパスがまわらず防戦一方となり決定機を何度も作られたがディフェンス陣の体を張ったプレーにより点を失うことなく試合を終えることができた。今回の一番の収穫はロングボールに対するチャレンジ＆カバーが意識できていた事で前節のようなピンチが減った事だとおもう。
今回の試合も裏に出てくるボールが多く自陣からボールを運ぶ機会が多かった。予定通りの展開であり、トレーニングの中でどのようにしたら余裕を持った状態でビルドアップができるかやってきてもいる。しかし、チームの全員が余裕をもった状態でビルドアップができていないこれまでの３試合を振り返り、より細かい説明、意識付けをしていかなければならないと感じた。得点が取れないのは練習の九割をポゼッションに関わることをやっているので仕方ないが、今回の合宿でこの二点をしっかりと修正したい。
U-13の選手へ
今回の試合でパス＆コントロールのミスが多かったですね。しかし、ミスをしても全然構いません。コーチも試合中に沢山ミスします。ただ、その次のプレーの時にミスから学び何でもいいから工夫をしましょう。それが、試合の中で成長できるかどうかのポイントになってくるとおもいます。もう一点、「予約」を忘れずにしましょう。とても大事です。
御父兄の皆様方、暑い中応援ありがとうございました。次節も応援宜しくお願い致します。