ゲーム分析レポート

9/11(日) プレナスチャレンジリーグ2011EAST 第13節

reported by 川邊 健一
スフィーダ世田谷FC 2
1
前半
後半
1
0
ノルディーア北海道


7 森 仁美
8 田中 真理子
14 田中麻里菜
得点経過
3min
4min
25min
66min

4 前田 智美
15 シュート数 17

マッチデープログラム(表)
マッチデープログラム(中)


後期に入り、初めてのホームゲームが行われました。なでしこジャパンがW杯を優勝したこともあり、これを機会に女子サッカーを多くの方々に知って頂こうと集客活動を行ってきました。結果的に1,004名というプレナスチャレンジリーグ最多入場者数を記録することが出来ました。暑い中、御来場頂きました皆様方におきましては、この場を借りて改めて御礼申し上げます。選手達への温かい御声援誠にありがとうございました。


#14田中の姪っ子りおちゃん

エスコートキッズは最多の30名

後期に入り、思ったように白星が挙げられず、歯車がかみ合わない状況だった。それはこの試合においても同じ事が言え、開始早々に失点を許すという最悪の入り方となってしまった。しかし、失点後にすぐさま得点し、リードされている時間を限りなく少なく出来たことは良かった。先制点は今季10点目を叩き出した#7森だったが、得点シーンにおける崩し方は良く、相手の予測の外から奪えた得点となった。その後の相手の圧力に苦しめられ、なかなか主導権を握りきるに至らなかったが、#8が良い形で追加点を挙げ、2-1と逆転して折り返す。

後半、この蒸し暑さで相手の足が止まることを想定していたが、相手は最後まで粘り、素晴らしいファイトをしてきた。それもあり自由にボールを持たせてくれる時間が少なく、ビルドアップの途中で危険な失い方をするシーンもいくつかあった。相手のカウンターには切れ味があり、幾度も決定機を与えてしまったが、その流れを断ち切る為に満を持して#14田中を投入。奇跡の復帰を果たした#14田中の登場にスタンドはどよめいていた。
その結果、#14田中は期待に応え、66分に綺麗なボレーシュートをたたき込み、この日一番のスタンドの歓喜と共に勝負を決定付けてくれた。




後期の入り3試合目でようやく白星が挙げられたこと、多くの方々の前で勝利する姿を御見せ出来たことことは良かった。狂った歯車は白星によって噛み合ってくるはずだ。また怪我人の回復により、チーム力が強化されつつある点にも着目し、これからさらに強固なチームを作っていきたいと考えている。
次節、アカデミー福島さんとのゲームで今季の成長の証を見極めたいと思っている。


今回は、本当に多くの方々に御来場頂き、また御声援を賜り誠にありがとうございました。世田谷に女子サッカーチームがある!ということを認知して頂けただけでも私達にとっては大きな収穫です。
私達は、これからもトップを目指し歩み続けて参ります。お時間が許せば、是非ともホーム最終戦へ御来場下さい。
会場にてお待ちしております。引き続き御声援を賜りますようお願い申し上げます。


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