ゲーム分析レポート

4/24(日) プレナスチャレンジリーグ2011EAST 第3節

reported by 川邊 健一
スフィーダ世田谷FC 2
2
前半
後半
0
1
ノルディーア北海道

20 山本摩也
8 田中真理子
20山本摩也

7 森仁美
得点経過
16min
25min
65min
88min
90min




20 白木星
23 シュート数 9

マッチデープログラム(表)
マッチデープログラム(中)


プレナスチャレンジリーグ第3節は昨年度チャレンジリーグに加盟したノルディーア北海道。シーズンオフにはコンサドーレ札幌より新監督を招くなど、強化を図り、なでしこリーグ昇格を狙うチーム。昨年、一度だけ見た事があったが、監督の変更に伴い、サッカーの質は大きく変っている事が想定できた。
私達にとっては、初のホームゲーム、しかも聖地西が丘サッカー場…ここで試合が出来ること自体、素晴らしいことであり、多くの選手がここの芝を踏むことなくサッカー人生を終える。しかし、私達は多くのサポーターの前で、この芝を踏みしめ、新たな一歩を踏み出す事が出来ることに感謝し、これまで多大な尽力を頂いた関係者の皆様方に改めて感謝の意を示したい。
私達に出来る事…試合を楽しみ、観て下さる方々にスフィーダのサッカーを披露する事だけだった。


エスコートガールとの写真撮影

ゴール裏の下部組織の選手達

良いゲームがしたかった。私達のサッカーがどういうものか、築き上げてきたモノが何なのか、それを披露したかった。しかし、相手も経験豊富なチームなだけに、自陣でブロックを作り、私達の攻撃を幾度となくはじき返した。相手は最終ラインを高く保ち、守備組織をコンパクトに形成。それもあり、相手の背後を狙うシンプルな攻撃が最も効果的な攻撃だったが、もっと工夫が必要だった。自分達のサッカーというよりも、相手の戦術に引き込まれ、私達が表現したかったことが何一つ披露できなかったのが残念で仕方ない。ホームゲームという事、多くの方々に見て頂けている事を考えれば、もっとクレーバーなサッカーを展開しなければならなかったと反省も残る。私達のサッカーは、まだサッカーの域を脱しておらず、フットボールには程遠い内容だったと振り返っている。

しかし、結果的に4-1で勝利し、暫定ながらプレナスチャレンジリーグ2011EASTのおいて首位に立つことができた。出来過ぎの結果ではあるし、この先、このまま行くとも考えにくい。しかし、私達が積み重ねてきたモノが、結果として残っていることは素直に評価したい。


筑波大より加入した#6川嶋

ヒロインインタビューは#1鶴ヶ谷と#20山本

今の結果は、あくまでも暫定的なものであるし、実際に首位に立てるようなレベルに無い事は重々承知している。間違いなく、今後の試合は、確実に厳しくなっていくだろう。特に5日後に迫った第4節JFAアカデミー福島さんとのゲームは、周囲の期待こそ、首位直接対決という認識であると思うが、その事実と実力にはギャップがあると考えてる。確実に劣勢な試合を余儀なくされるが、私達はこのステージに力を付ける為に上がってきた。自分達よりも強い相手と、公式戦という真剣勝負の場を設けることにより潜在能力を引き出したい、その為に上がってきた。だから、次のゲームも相手に胸を借り、挑戦者として挑むだけだ。波乱を起こす事がサッカーの醍醐味だと考えているが、それよりも選手達とチームを強化したい、次のゲームも、そういう心積もりで挑戦したいと思っている。

私達よりも断然強いチームが在籍するチャレンジリーグ、、、この環境を求めていた。今はこのリーグ戦を楽しめている。臨んでいた環境に少しづつ近付けている事に感謝したい。


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